米国決算による株価に左右される可能性あり。引き続きドルロング戦略で
2022.10.28
27日のニューヨークの円相場は、146円35銭と同日の東京市場17時時点と比べ54銭の円安ドル高。ECBは27日に開いた理事会で、通常の3倍となる0.75%の大幅利上げを決めた。だが、公表文では「金融緩和策からの撤退を相当程度進められた」と説明。
今後は利上げペースが鈍化するとの見方から一時1ユーロ=1.0093ドル近辺まで買われていたユーロは0.99ドル台後半まで急落。対ユーロでのドル高を受け、東京市場でも円売りドル買いが広がりそう。
本日はこれといった重要な経済指標はない。引き続き株価と金利動向にドル円は左右されるだろう。145円から146円に一気に円高が進んだのである意味ドルロングを仕込むチャンスではある。銀行で外貨取引をしている個人投資家もドル預金に向かう可能性が高いことから引き続きドルロングで良いだろう。ただしロスカットになってしまうと元も子もないので資金管理には細心の注意を。
テクニカル面では、27日午後時点では前回ボトムから3日半を経過したので146.50円超えからは強気サイクル入り。27日夜に146.50円を超えたため27日午後安値を直近のボトムとした強気サイクル入りとする。
前々回ボトム 10月24日(145.495)
前回ボトム 10月27日(145.116)
経過日数 0.5日
前々回トップ 10月21日(151.952)
前回トップ 10月24日(149.463)
経過日数 3.5日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:147.35-40円(10/26/21時台高値圏&75時間移動平均線)
第7レジスタンス:147.05-10円(ピボットS1など)
第6レジスタンス:146.95-147.00円(20日基準線など)
第5レジスタンス:146.90-95円(前日高値圏など)
第4レジスタンス:146.85-90円(基準線など)
第3レジスタンス:146.50-55円(レート節目など)
第2レジスタンス:146.40-45円(前日8時台高値圏など)
第1レジスタンス:146.30-35円(前日3時台高値圏など)
NY引け値:146.23円(-0.06円)
第1サポート:146.10-15円(60分足20本基準線など)
第2サポート:146.00-05円(心理的節目など)
第3サポート:145.65-70円(10/12安値圏&前日23時台安値圏)
第4サポート:145.50-55円(レート節目など)
第5サポート:145.45-50円(10/24安値圏など)
第6サポート:145.20-25円(10/10安値圏&ピボットB1)
第7サポート:145.10-15円(前日安値圏&1σ下限ライン)
第8サポート:145.00-05円(心理的節目など)
経済指標
06:00 NZ10月ANZ消費者信頼感
08:30 東京区部10月消費者物価指数
08:30 日9月完全失業率
08:30 日9月有効求人倍率
09:00 日銀政策委員会・金融政策決定会合[終了後に結果と展望リポートを公表]
09:30 豪7-9月期生産者物価指数
11:30 シンガポール9月失業率
14:30 仏7-9月期GDP統計[速報]
14:30 仏9月消費者支出
15:30 黒田日銀総裁、記者会見
15:45 仏10月消費者物価指数[速報]
15:45 仏9月生産者物価指数
16:00 スイス10月KOF先行指数
17:00 伊9月生産者物価指数
17:00 独7-9月期GDP統計[速報]
17:00 ECB専門家予測調査
17:30 台湾7-9月期GDP統計[速報]
18:00 ユーロ圏10月鉱工業信頼感
18:00 ユーロ圏10月経済信頼感
18:00 ユーロ圏10月サービス業信頼感
18:00 伊10月消費者物価指数[速報]
18:00 イタリア5年、10年債入札
19:30 ロシア中銀、政策金利発表
21:00 南ア9月財政収支
21:00 独10月消費者物価指数[速報]
21:30 加8月GDP統計
21:30 米7-9月期雇用コスト指数
21:30 米9月個人所得/個人支出
21:30 米9月PCEデフレーター
23:00 米9月中古住宅販売成約指数
23:00 米10月ミシガン大学消費者信頼感指数[確報]
27:00 コロンビア中銀、政策金利発表