ドルロングを基本線に為替介入に注意
2022.10.27
26日のニューヨークの円相場は大幅に続伸し、前日比1円55銭の円高ドル安となる1ドル=146円35~45銭で取引を終えた。
FRBが年内に金融引き締めを緩めるとの観測から米長期金利が低下し、日米金利差の縮小を見込む円買いドル売りが優勢。
米長期金利が一時は前日終値比0.11%低い3.99%をつけ、円買いが強まった格好だ。26日発表の9月の米新築住宅販売件数は前月比10.9%減り、円の支えとなったとの声もあった。
本日の重要指標はアメリカGDP。GDPの結果が想定外なら大きく動く可能性がある。146円まで下落したが、基本ドル円は円安になるだろう
為替介入に6兆円使ったことを考えるとしばらくは口先介入にとどまりそう。いずれにしても資金管理には要注意。
テクニカル面では、27日の上値抵抗線は147円台序盤までとし、147.50円超えから強気サイクル入りとして27日夕から31日夜にかけての間への上昇と149円試しを想定する
前々回ボトム 10月12日(145.428)
前回ボトム 10月18日(148.138)
経過日数 3.0日
前々回トップ 10月18日(149.091)
前回トップ 10月21日(151.952)
経過日数 0.25日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:147.70-75円(ピボットS1など)
第7レジスタンス:147.50-55円(レート節目など)
第6レジスタンス:147.35-40円(前日21時台高値圏など)
第5レジスタンス:147.05-10円(60分足20本基準線など)
第4レジスタンス:147.00-05円(心理的節目など)
第3レジスタンス:146.90-95円(20日基準線など)
第2レジスタンス:146.50-55円(レート節目など)
第1レジスタンス:146.35-40円(前日4時台高値圏など)
NY引け値:146.29円(-1.61円)
第1サポート:146.20-25円(前日安値圏など)
第2サポート:146.10-15円(基準線&9/22-10/24サポートライン)
第3サポート:146.00-05円(心理的節目など)
第4サポート:145.65-70円(10/12安値圏など)
第5サポート:145.50-55円(レート節目&ピボットB1)
第6サポート:145.45-50円(10/24安値圏など)
第7サポート:145.20-25円(10/10安値圏など)
第8サポート:145.00-05円(1σ下限ライン&心理的節目
経済指標
06:30 ブラジル中銀、政策金利発表
09:30 豪7-9月期輸出入物価指数
10:30 中国9月工業利益
14:00 日銀政策委員会・金融政策決定会合[10月28日まで]
15:00 独11月GFK消費者信頼感
15:30 黒田日銀総裁、記者会見
15:30 清田日本取引所グループCEO、記者会見
16:00 トルコ9月貿易収支
16:00 トルコ10月経済信頼感
17:00 伊10月消費者信頼感指数
17:00 伊10月企業景況感指数
18:00 伊8月工業売上高
18:30 南ア9月生産者物価指数
19:00 英10月CBI流通取引調査
21:15 ECB[欧州中銀]政策金利発表
21:30 米7-9月期GDP統計[速報]
21:30 米9月耐久財受注[速報]
21:30 米新規失業保険申請件数
21:45 ラガルドECB総裁、記者会見
24:00 米カンザスシティ連銀10月製造業活動指数
24:30 ウッズ英中銀副総裁、ロンドン市庁舎で講演
26:00 米財務省7年債入札