いよいよ為替介入か?。介入がなければ148円台へ。
2022.10.14
日本時間13日夜に9月の米CPIが発表された。結果は、エネルギー・食品を除くコア指数で前年同月比6.6%上昇と、市場予想を上回る伸び。
結果を受けて、FRBが11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)でも通常の3倍の幅となる0.75%の利上げに踏み切ることが確実視され始めた。12月にも0.75%の利上げを織り込む動きも加速し、円売り・ドル買いの圧力が強まった。
日本時間21時ごろに146円台後半で推移していた円相場は、CPI発表直後の21時半すぎに147円66銭近辺まで急落。
本日の重要な経済指標は、米9月小売売上高だろう。ただし昨日のCPIの結果を受けてかなり為替に織り込まれているためそんなに大きな影響は無いはずだ。
それよりも、アメリカの株価の動向によって為替は大きく変動するだろう。147円を維持するようだと為替介入の可能性が高まる。しかし為替介入がなければさらなる円安に進み148円を突破する可能性も十分高いだろう。
前々回ボトム 10月05日(143.524)
前回ボトム 10月12日(145.428)
経過日数 2.25日/p>
前々回トップ 10月05日(144.070)
前回トップ 10月11日(145.856)
経過日数 2.5日
テクニカル面では、13日夜に乱高下したものの147円台へ戻しているので148円台前半への上昇余地あり。13日夜安値(146.423)割れからは弱気サイクル入りとして15日未明から19日未明にかけての間への下落と145円台後半試しを想定するが、ファンダメンタルズ的には圧倒的に円安地合い。
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:148.000-05円(心理的節目など)
第6レジスタンス:147.75-80円(ピボットS1など)
第5レジスタンス:147.65-70円(前日高値圏など)
第4レジスタンス:147.60-65円(1998年8月高値圏など)
第3レジスタンス:147.50-55円(レート節目など)
第2レジスタンス:147.30-35円(2σ上限ラインなど)
第1レジスタンス:147.25-30円(前日5時台高値圏など)
NY引け値:147.20円(+0.31円)
第1サポート:147.00-05円(60分足20本基準線&心理的節目)
第2サポート:146.80-85円(前日2時台安値圏など)
第3サポート:146.65-70円(前日8時台安値圏など)
第4サポート:146.50-55円(レート節目&ピボットB1)
第5サポート:146.45-50円(前日安値圏など)
第6サポート:146.35-40円(75時間移動平均線など)
第7サポート:146.30-35円(10/12/20時台安値圏など)
経済指標
06:30 NZ9月ビジネスPMI
08:50 日9月マネーストック
10:30 中国9月消費者物価指数
10:30 中国9月生産者物価指数
15:00 独9月卸売物価指数
15:30 インド9月卸売物価指数
15:45 仏9月消費者物価指数[確報]
16:00 トルコ9月住宅販売
18:00 ユーロ圏8月貿易収支
21:30 加8月製造業出荷
21:30 加8月卸売売上高
21:30 米9月小売売上高
21:30 米9月輸出入物価指数
22:00 加9月中古住宅販売件数
23:00 米8月企業在庫
23:00 米10月ミシガン大学消費者信頼感指数[速報]
23:30 クックFRB理事、経済見通しについて講演