24年ぶりに146円。円安ドル高の地合いは続きそう
2022.10.12
11日のニューヨーク市場の円相場は145円90銭。同日の東京市場17時時点と比べ17銭円安ドル高。9月の米雇用統計の結果などを受け、FRBが11月のFOMCで4会合続けて0.75%の利上げを決めるとの見方が強まっている。アメリカ長期金利は3.95%まで上昇しており、円安ドル高の地合い
本日は、9月のFOMCの議事録の公表があるが、サプライズ的な内容はないはず。引き続き、長期金利と株価に左右されそう。明日、米CPIの発表があるため一方向にポジションを傾けづらいはずだが、為替介入の可能性があることから資金管理には要注意。
テクニカル面では、12日未明へ高値を切り上げているのでまだ上昇余地ありだろう。12日の下値支持線は10日夕安値(145.241)までとし、10日夕安値割れからは弱気サイクル入りとして13日夕から17日夕にかけての間への下落と144円台後半試しを想定。
前々回ボトム 09月28日(143.600)
前回ボトム 10月03日(144.200)
経過日数 2.25日
前々回トップ 10月03日(142.461)
前回トップ 10月05日(144.070)
経過日数 0.5日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:146.75-80円(1998年6月高値圏など)
第6レジスタンス:146.50-55円(レート節目など)
第5レジスタンス:146.45-50円(ピボットHBOPなど)
第4レジスタンス:146.20-25円(2σ上限ラインなど)
第3レジスタンス:146.15-20円(ピボットS2など)
第2レジスタンス:146.00-05円(心理的節目&ピボットS1)
第1レジスタンス:145.85-90円(前日高値圏&9/22高値圏)
NY引け値:145.84円(+0.16円)
第1サポート:145.70-75円(60分足20本基準線など)
第2サポート:145.55-60円(60分足先行スパンなど)
第3サポート:145.50-55円(前日20時台安値圏&ピボットB1)
第4サポート:145.40-45円(前日安値圏&75時間移動平均線)
第5サポート:145.25-30円(1σ上限ライン&ピボットB2)
第6サポート:145.20-25円(10/10安値圏など)
第7サポート:145.05-10円(ピボットLBOPなど)
経済指標
05:00 NZ9月REINZ住宅販売
07:00 エリス豪中銀総裁補、講演
07:00 ビルロワドガロー仏中銀総裁、講演[NY]
08:50 日8月機械受注統計
15:00 日9月工作機械受注[速報]
15:00 英8月鉱工業生産
15:00 英8月製造業生産
15:00 英8月建設支出
15:00 英8月商品貿易収支
15:00 英8月サービス業指数
16:00 トルコ8月鉱工業生産
17:00 ハスケル英中銀委員、講演
18:00 ユーロ圏8月鉱工業生産
18:00 英5年債入札
18:30 独10年債入札
20:00 米MBA住宅ローン申請指数
20:35 ピル英中銀理事、講演
21:00 インド9月消費者物価指数
21:00 インド8月鉱工業生産
21:30 米9月生産者物価指数
22:30 ラガルドECB総裁、国際金融協会[IIF]年次会合で講演
23:00 カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁、タウンホール討論会に参加
24:00 クノット・オランダ中銀総裁、講演
26:00 マン英中銀委員、講演
26:00 米財務省10年債入札
26:45 バーFRB副議長、講演
27:00 FOMC[米連邦公開市場委員会]議事録公表[9月20-21日分]
27:30 クノット・オランダ中銀総裁、講演