Daily Market Analytics

VirtueForex(ヴァーチュフォレックス)

長期金利に注目。更に下落する可能性があり、ショートエントリーの余地あり

2022.10.04

2022年10月4日(火)デイリーマーケット分析 from trading desk

3日のニューヨークの円相場は3営業日ぶりに反発。前週末比15銭円高ドル安の1ドル=144円65銭。同日に発表された米経済指標が市場予想を下回り、米景気減速への観測が高まり、円買いドル売りが優勢になった格好だ。

 

米ISMが3日発表した9月の製造業景況感指数は50.9と市場予想(52.0)を下回った。米景気の減速感が一段と強まっているとの見方から、長期金利が大幅に低下。日米金利差の拡大観測がひとまず後退し、円買いドル売りが進んだ。

 

本日の戦略:長期金利に注目。更に下落する可能性があり、ショートエントリーの余地あり

本日は、早朝から北朝鮮がミサイルを発射し、騒がしい。午前10時半現在、大きな影響はなさそうだ。注目の経済指標は、23時に発表されるアメリカの経済指標関連だろう。

 

長期金利が本日も一服すれば円高調整が入るかもしれない。145円に近づくと為替介入がちらつくためガス抜きにはちょうど良さそう。ドル円ロング姿勢は不変だが、短い時間であればショートエントリーもありだろう。

 

テクニカル面では、3日深夜にかけての下落で144.30円を割り込んだため、3日午後高値を直近のトップとした弱気サイクル入りとする。ボトム形成期は4日未明から6日未明にかけての間と想定されるのですでに反騰注意期にあるが、3日午後高値を超えないうちは143円台中盤への下落余地があるだろう。

 

前々回ボトム 09月22日(140.329)

前回ボトム  09月29日(143.910)

経過日数   3.25日

 

前々回トップ 09月28日(144.896)

前回トップ  10月03日(145.284)

経過日数   0.5日

 

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。

 

第7レジスタンス:145.30-35円(前日高値圏など)

第6レジスタンス:145.20-25円(前日18時台高値圏など)

第5レジスタンス:145.15-20円(ピボットS1など)

第4レジスタンス:144.95-145.00円(9/14高値圏&前日22時台高値圏)

第3レジスタンス:144.85-90円(9/28高値圏&前日8時台高値圏)

第2レジスタンス:144.80-85円(9/30高値圏&9/29高値圏)

第1レジスタンス:144.75-80円(前日4時台高値圏&60分足20本基準線)

 

NY引け値:144.51円(-0.24円)

 

第1サポート:144.45-50円(前日9時台安値圏など)

第2サポート:144.20-25円(9/30安値圏など)

第3サポート:144.15-20円(前日安値圏など)

第4サポート:144.10-15円(200時間移動平均線など)

第5サポート:144.00-05円(9/29安値圏&ピボットB1)

第6サポート:143.90-95円(9/28安値圏など)

第7サポート:143.75-80円(20日基準線など)

経済指標

08:30 東京区部9月消費者物価指数

08:50 日9月マネタリーベース

09:30 豪9月求人広告件数

09:30 豪8月持家住宅ローン件数

09:30 豪8月住宅建設許可件数

12:30 オーストラリア中銀、政策金利発表

18:00 ユーロ圏8月生産者物価指数

21:30 センテノ・ポルトガル中銀総裁、講演

21:55 米レッドブック週間小売売上高

22:00 ローガン・ダラス連銀総裁裁、アトランタ連銀主催のイベントで挨拶

22:00 ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁、同連銀主催のイベントで開会・閉会の挨拶

23:00 米8月製造業受注指数

23:00 米8月耐久財受注[確報]

23:00 米8月雇用動態調査[JOLT]

24:45 ジェファーソンFRB理事、講演

26:00 デーリー・サンフランシスコ連銀総裁、外交問題評議会[CFR]で講演

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