米金利に左右される展開。短期のポジション保有で利益を。
2022.10.05
4日のニューヨーク市場のドル円相場は144円10銭と、同日の東京市場と比べ55銭の円高ドル安だった。
米求人件数が大きく減り、労働需給の逼迫が解消に向かうとの観測が広がったのがきっかけだ。
オーストラリア準備銀行の利上げ幅が市場予想よりも小さかったのもあってFRBが利上げペースを緩めるとの見方もでて長期金利が低下したのも要因。
本日の重要な経済指標は米PMIとISM。昨日は日米共に大きく株価は上昇。金利の低下が主な要因だが本日はどのように金利が動くかでドル円の動きも決まりそう。
基本はあくまでドルロングで良いが、為替介入や株価の警戒感があるため、長期保有する建て玉については万全の資金管理を。
テクニカル面では、5日早朝に144円割れへ下落してからも下げ渋り程度のためまだ一段安余地が残る。
しかし、前回ボトムから4日を経過したので144.70円超えからは強気入りとして6日午後から10日午後にかけての間への上昇と145円台前半試しを想定。ただし、145円に行くと為替介入には要注意。
前々回ボトム 09月22日(140.329)
前回ボトム 09月29日(143.910)
経過日数 3.25日
前々回トップ 09月28日(144.896)
前回トップ 10月03日(145.284)
経過日数 0.5日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:144.90-95円(前日高値圏&9/22高値圏)
第6レジスタンス:144.75-80円(10/4/4時台高値圏&9/26高値圏)
第5レジスタンス:144.70-75円(ピボットS1&9/21高値圏)
第4レジスタンス:144.60-65円(75時間移動平均線など)
第3レジスタンス:144.50-55円(1σ上限ライン&レート節目)
第2レジスタンス:144.45-50円(60分足20本基準線など)
第1レジスタンス:144.20-25円(200時間移動平均線など)
NY引け値:144.06円(-0.45円)
第1サポート:144.00-05円(9/29安値圏&心理的節目)
第2サポート:143.90-95円(前日安値圏&9/28安値圏)
第3サポート:143.75-80円(20日基準線など)
第4サポート:143.65-70円(ピボットB1など)
第5サポート:143.50-55円(転換線&レート節目)
第6サポート:143.35-40円(9/21安値圏など)
第7サポート:143.25-30円(ピボットB2など)
経済指標
07:00 豪9月非製造業PMI[確報]
10:00 ニュージーランド中銀、政策金利発表
14:00 日銀、需給ギャップと潜在成長率公表
14:00 シンガポール8月小売売上高
15:00 独8月貿易収支
15:45 仏8月鉱工業生産
15:45 仏8月製造業生産
16:15 南ア9月スタンダード銀行PMI
16:45 伊9月非製造業PMI
16:50 仏9月非製造業PMI[確報]
16:55 独9月非製造業PMI[確報]
17:00 ユーロ圏9月非製造業/総合PMI[確報]
17:30 英9月非製造業PMI[確報]
17:30 アイスランド中銀、政策金利発表
18:30 ドイツ15年債入札
20:00 米MBA住宅ローン申請指数
21:15 米9月ADP雇用統計
21:30 加8月住宅建設許可
21:30 加8月国際商品貿易
21:30 米8月貿易収支
22:45 米9月非製造業/総合PMI[確報]
23:00 米9月ISM非製造業総合指数
23:30 EIA週間石油在庫統計
29:00 ボスティック・アトランタ連銀総裁裁、インフレについて講演