大きな動きはないはずだが、資金管理には注意。
2022.09.19
16日のニューヨークの円相場は反発。前日比55銭円高ドル安の1ドル=143円00銭で取引終了。
FOMCを前に様子見ムードが広がり、持ち高調整の円買いドル売りが優勢。
20~21日のFOMCで、3会合連続で通常の3倍の0.75%の利上げを決めるとの見方が多い。場合によっては1%の利上げもあるかもしれない。インフレに対する強い姿勢を見せるためだ。
一方の日銀は大規模な金融緩和政策を維持するとの予想が多い。しかし、日銀の為替介入の思惑もあって、結果を見極めるまで円売りに慎重な雰囲気もある。
本日の重要な経済指標は特にない。日本は祝日で休場だが、機関投資家が逆に仕掛けてくるかもしれないので資金管理には注意。普通に考えれば本日日中は方向感なく終わりそう。アメリカ時間は米国株次第だろう。
テクニカル面では17日早朝へジリ安の推移が続いたためまだ一段安余地ありとみる。
しかし、前回ボトムから3日を経過したので15日夕高値(143.811)超えからは強気サイクル入り。
19日の日中から21日午前にかけての間への上昇と14日午前高値試しを想定。
前々回ボトム 09月09日(141.512)
前回ボトム 09月13日(141.587)
経過日数 2.25日
前々回トップ 09月12日(143.492)
前回トップ 09月14日(144.931)
経過日数 2.0日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:144.00-05円(心理的節目&ピボットS2)
第7レジスタンス:143.80-85円(9/15高値圏など)
第6レジスタンス:143.65-70円(前日高値圏など)
第5レジスタンス:143.60-65円(9/16/1時台高値圏など)
第4レジスタンス:143.45-50円(9/12高値圏&ピボットS1)
第3レジスタンス:143.30-35円(200時間移動平均線&前日22時台高値圏)
第2レジスタンス:143.20-25円(60分足20本基準線など)
第1レジスタンス:143.05-10円(前日2時台高値圏&9/6高値圏)
NY引け値:142.93円(-0.52円)
第1サポート:142.80-85円(前日安値圏&9/15安値圏)
第2サポート:142.60-65円(転換線&ピボットB1)
第3サポート:142.55-60円(9/14安値圏など)
第4サポート:142.50-55円(レート節目など)
第5サポート:142.25-30円(ピボットB2など)
第6サポート:142.15-20円(9/12安値圏など)
第7サポート:142.00-05円(心理的節目など)
経済指標
07:10 カーンズ豪中銀国内市場責任者、講演
08:01 英9月ライトムーブ住宅価格
17:30 香港8月失業率
18:00 ユーロ圏7月建設支出
18:00 デギンドスECB副総裁、講演
21:30 加8月鉱工業製品価格
21:30 加8月原料価格指数
23:00 米9月NAHB住宅市場指数