為替介入に注意。資金管理には細心の注意を。
2022.09.16
15日のニューヨークの円相場は143円55銭。同日の東京市場17時時点と比べ11銭の円高ドル安。
15日発表の米経済指標は強弱入り交じる結果となった。
日本政府が急激な円安への警戒姿勢を強く示しており、政府・日銀による円買いの為替介入の思惑が円を下支え。
しかし、FOMCで大幅な利上げを続けるとの見方は円相場の重荷。15日発表の8月の米小売売上高は前月比0.3%増と市場予想を上回った。
米長期金利が上昇する場面では、日米金利差の拡大を見込んだ円売りドル買いが出ていた。
本日の重要な経済指標は、午前中の中国関連の指標くらい。ドル円に関してはあまり大きな影響がなさそう。
引き続き、ドル円に関してはロングが基本。ただし、為替介入の可能性もあり一気に140円を下回る恐ろしさもある。資金管理には細心の注意を払うべき。
テクニカル面では 15日は144円に到達できずにいるため14日深夜安値(142.558)割れから下落再開とする。
しかし、144円超えからは強気転換注意として14日午前高値試しとし、高値更新からは新たな強気サイクル入りとみる。
19日午前から21日午前にかけての間への上昇と147円試しを想定。
前々回ボトム 09月09日(141.512)
前回ボトム 09月13日(141.587)
経過日数 2.25日
前々回トップ 09月12日(143.492)
前回トップ 09月14日(144.931)
経過日数 2.0日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:144.35-40円(ピボットS2など)
第7レジスタンス:144.10-15円(9/9高値圏など)
第6レジスタンス:144.00-05円(心理的節目など)
第5レジスタンス:143.90-95円(ピボットS1など)
第4レジスタンス:143.70-75円(前日18時台高値圏など)
第3レジスタンス:143.80-85円(前日高値圏など)
第2レジスタンス:143.70-75円(前日21時台高値圏など)
第1レジスタンス:143.55-60円(前日4時台高値圏など)
NY引け値:143.45円(+0.29円)
第1サポート:143.35-40円(1σ上限ライン&75時間移動平均線)
第2サポート:143.20-25円(90時間移動平均線など)
第3サポート:143.15-20円(前日21時台安値圏など)
第4サポート:143.05-10円(200時間移動平均線など)
第5サポート:143.00-05円(心理的節目など)
第6サポート:142.85-90円(ピボットB1など)
第7サポート:142.80-85円(前日安値圏など)
経済指標
07:30 NZ8月ビジネスPMI
09:30 シンガポール8月輸出
10:30 中国8月新築住宅価格
11:00 中国8月小売売上高
11:00 中国8月鉱工業生産
11:00 中国8月固定資産投資
12:00 NZ8月非居住者国債保有率
15:00 英8月小売売上高
15:00 EU8月新車登録台数
17:00 伊7月貿易収支
18:00 ユーロ圏8月消費者物価指数[改定値]
18:00 伊8月調和消費者物価指数[確報]
19:30 ロシア中銀、政策金利発表
20:30 トルコ7月住宅価格指数
21:30 加7月国際証券取扱高
21:30 加7月卸売売上高
23:00 米9月ミシガン大学消費者信頼感指数[速報]
29:00 米7月対米証券投資