消費者物価指数に注意。基本はロング。調整あれば短期ショート。
2022.09.13
12日のニューヨークの円相場は反落。前週末比15銭円安・ドル高の1ドル=142円75銭で取引終了。米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を見込む円売りドル買いが優勢になった。
一方、対ユーロでのドル売りが、対円にも波及し、円は底堅く推移した要因だ。米長期金利は一時3.37%と約3カ月ぶりの高水準。
本日の重要な経済指標は米8月消費者物価指数。結果次第では大きくドル円も動きそうだ。また消費者物価指数は株価にも大きな影響を与える指標になる。
結果次第では大きくどちらかに動く可能性もあるだろう。基本的にはドル買い円売り目線で良いがここ最近は急激な調整も起きているので資金管理には注意した取引が必要だ
状況によってはショートで短期の利益を狙っても良いだろう。ただし長期で保有するのはおすすめできない。
テクニカル面では、12日午後へ戻り高値を切り上げてから失速したものの142円台を維持しているのでまだ上昇余地ありだろう。12日午後高値超えからは7日夜高値(144.977)試しとする。
しかし、9日夜安値割れからは新たな弱気サイクル入りとして14日夜から16日夜にかけての間への下落と140円試しも想定できる。
前々回ボトム 09月06日(140.249)
前回ボトム 09月09日(141.512)
経過日数 1.25日
前々回トップ 09月02日(140.806)
前回トップ 09月07日(144.977)
経過日数 3.25日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:143.70-75円(9/9/11時台高値圏など)
第6レジスタンス:143.45-50円(前日高値圏&ピボットS1)
第5レジスタンス:143.35-40円(90時間移動平均線など)
第4レジスタンス:143.15-20円(75時間移動平均線&9/9/15時台高値圏)
第3レジスタンス:143.05-10円(9/6高値圏など)
第2レジスタンス:142.95-143.00円(前日9時台高値圏など)
第1レジスタンス:142.85-90円(前日22時台高値圏など)
NY引け値:142.82円(+0.23円)
第1サポート:142.70-75円(60分足20本基準線など)
第2サポート:142.50-55円(レート節目&60分足転換線)
第3サポート:142.20-25円(1σ上限ラインなど)
第4サポート:142.15-20円(前日安値圏&ピボットB1)
第5サポート:142.00-05円(心理的節目など)
第6サポート:141.90-95円(転換線など)
第7サポート:141.80-85円(200時間移動平均線など)
経済指標
06:00 NZ8月REINZ住宅販売
07:45 NZ8月食品価格指数
08:50 日7-9月期法人企業景気予測調査
08:50 日8月企業物価指数
09:30 豪9月ウエストパック消費者信頼感
10:30 豪8月NAB企業景況感指数
10:30 豪8月NAB企業信頼感指数
15:00 英8月雇用統計
15:00 英7月ILO失業率
15:00 独8月消費者物価指数[確報]
15:30 スイス8月生産者輸入価格
16:00 トルコ7月鉱工業生産
17:00 伊4-6月期失業率[速報]
18:00 ユーロ圏9月ZEW景況感指数
18:00 独9月ZEW景況感指数
18:30 独2年債入札
19:00 米8月NFIB中小企業楽観指数
21:00 米8月消費者物価指数
21:55 米レッドブック週間小売売上高
23:00 米9月IBD/TIPP景気楽観指数
26:00 米財務省30年債入札
27:00 米8月財政収支