米国株に注目。更なる円安の可能性も。
2022.09.09
8日のニューヨークの円相場は、東京市場の17時時点と比べ24銭の円安ドル高となる144円15銭。
パウエルFRB議長は8日の討論会で「(インフレ抑制に向けて)強く行動する必要があり、やり遂げるまではそれを続ける必要がある」と述べた。
金融引き締めの長期化を示唆したため、米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を見込んだ円売りドル買いが優勢。
本日は8月中国CPI・PPI、ラガルドECB総裁講演、8月カナダ雇用統計、米シカゴ連銀総裁・カンザスシティ連銀総裁・ウォラー理事講演に注目。
本日も引き続き円安ドル高が続く公算が高い。ただし一気に円安に進んでいるため、調整の円高の可能性には注意。
米国株によって大きく為替は左右されそうなので引き続き米国人には注意が必要。
テクニカル面では8日夜に安値を切り下げてからも144円を挟んだ揉み合いにとどまっている。
よって下落余地ありとみるが、9月7日夜高値超えからは新たな強気サイクル入りとして12日夜から14日夜にかけての間への上昇と147円試しを想定する。
前々回ボトム 08月31日(138.261)
前回ボトム 09月06日(140.249)
経過日数 1.75日
前々回トップ 09月02日(140.806)
前回トップ 09月07日(144.977)
経過日数 0.25日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:145.20-25円(ピボットS2など)
第7レジスタンス:144.95-145.00円(9/7高値圏など)
第6レジスタンス:144.90-95円(2σ上限ラインなど)
第5レジスタンス:144.80-85円(1998年7月高値圏など)
第4レジスタンス:144.65-70円(ピボットS1など)
第3レジスタンス:144.55-60円(前日高値圏など)
第2レジスタンス:144.40-45円(前日22時台高値圏など)
第1レジスタンス:144.20-25円(前日1時台高値圏など)
NY引け値:144.10円(+0.39円)
第1サポート:144.00-05円(60分足先行スパンなど)
第2サポート:143.95-144.00円(60分足20本基準線など)
第3サポート:143.65-70円(9/8/4時台安値圏など)
第4サポート:143.50-55円(レート節目など)
第5サポート:143.40-45円(ピボットB1など)
経済指標
08:00 ペルー中銀、政策金利発表
08:50 日8月マネーストック
10:30 中国8月消費者物価指数
10:30 中国8月生産者物価指数
15:45 仏7月鉱工業生産
15:45 仏7月製造業生産
17:30 英中銀インフレ態度調査
21:30 加8月雇用統計
21:30 加4-6月期設備稼働率
23:00 米7月卸売在庫[確報]
23:00 米7月卸売売上高
23:00 エバンス・シカゴ連銀総裁、会合で開会の辞[ビデオ方式]
25:00 ウォラーFRB理事、経済見通しについて講演
米大統領、インテル新施設起工式に出席し半導体法について演説[オハイオ州]
EUエネルギー担当相、臨時会合[ブリュッセル]
ユーロ圏財務相会合[ユーログループ]
EU財務相非公式理事会[10日まで、プラハ]
インド太平洋経済枠組み[IPEF]閣僚級会合[最終日、ロサンゼルス]
米企業決算
クローガー
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