引き続きドルロング。調整があれば押し目買い
2022.09.01
8月31日のニューヨークの円相場は139円00銭で終え、同日の東京市場17時時点と比べ32銭の円安ドル高。
米クリーブランド連銀の総裁が講演で「インフレ沈静化のために来年の早い時期までに政策金利を4%を超える水準に引き上げ、しばらくその水準で据え置く必要がある」と発言。
今後も積極的な利上げが長引くとの見方から円売りドル買いが優勢となった。
最近、FRB高官から金融引き締めに積極的な「タカ派」の発言が相次ぎ、米金利上昇を促している。
31日は米長期金利が3.19%と2カ月ぶりの高水準でをつけた。金融政策の影響を受けやすい米2年物国債の利回りは約15年ぶりの高水準。
本日の重要な経済指標は、8月中国財新製造業PMI、8月独・仏・ユーロ圏・英・米 製造業PMI改定値、8月米ISM製造業。
引き続き本日も円安になる可能性が高いだろう。一瞬で140円を超える円安水準になるかもしれない。
テクニカル面では、1日時点では新たな高値更新へ進めずにいるので引き続き30日深夜高値(139.077)を超えないうちは一段安余地あり。 ただし、30日深夜高値超えからは新たな強気サイクル入りとして9月2日夜から6日夜にかけての間への上昇と140円試しを想定する。
前々回ボトム 08月23日(135.814)
前回ボトム 08月26日(136.177)
経過日数 2.25日
前々回トップ 08月23日(137.699)
前回トップ 08月24日(137.243)
経過日数 4.25日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:139.90-95円(ピボットHBOPなど)
第7レジスタンス:139.50-55円(レート節目など)
第6レジスタンス:139.45-50円(ピボットS2など)
第5レジスタンス:139.35-40円(7/14高値圏など)
第4レジスタンス:139.15-20円(ピボットS1など)
第3レジスタンス:139.10-15円(7/15高値圏など)
第2レジスタンス:139.05-10円(8/30高値圏など)
第1レジスタンス:139.00-05円(前日高値圏&心理的節目)
NY引け値:138.92円(+0.14円)
第1サポート:138.65-70円(60分足20本基準線など)
第2サポート:138.50-55円(レート節目など)
第3サポート:138.45-50円(前日21時台安値圏&ピボットB1)
第4サポート:138.30-35円(90時間移動平均線など)
第5サポート:138.25-30円(前日安値圏など)
経済指標・イベントカレンダー[1日]
07:30 ボスティック・アトランタ連銀総裁、講演
08:00 豪8月製造業PMII[確報]
08:50 日4-6月期法人企業統計調査
09:30 台湾8月製造業PMI
10:30 豪4-6月期民間設備投資
10:30 豪7月持家住宅ローン件数
10:45 中国8月財新メディア製造業PMI
14:00 日8月新車販売台数
14:00 日8月軽自動車・新車販売台数
15:00 独7月小売売上高指数
15:00 英8月ネーションワイド住宅価格
15:30 スイス8月消費者物価指数
15:30 スイス7月小売売上高
16:00 日銀債券市場サーベイ[8月調査]
16:00 トルコ8月製造業PMI
16:30 スイス8月製造業PMI
16:45 伊8月製造業PMI
16:50 仏8月製造業PMI[確報]
16:55 独8月製造業PMI[確報]
17:00 ユーロ圏8月製造業PMI[確報]
17:00 伊7月失業率
17:30 英8月製造業PMI[確報]
18:00 ユーロ圏7月失業率
18:00 南ア8月製造業PMI
18:00 伊4-6月期GDP統計[確報]
19:30 センテノ・ポルトガル中銀総裁、BBVAのゴメス氏リスボン近郊の会議に参加
20:30 米8月チャレンジャーレイオフ調査
21:30 加7月住宅建設許可
21:30 米4-6月期非農業部門労働生産性[改定値]
21:30 米4-6月期単位労働コスト[改定値]
21:30 米新規失業保険申請件数
22:30 加8月製造業PMI
22:45 米8月製造業PMI[確報]
23:00 米8月ISM製造業景況指数
23:00 米8月ISM支払価格
23:00 米7月建設支出
28:30 ボスティック・アトランタ連銀総裁、講演
米企業決算
クーパー
ホーメルフーズ
キャンベルスープ