引き続きドル円ロング。米株の値動きに注目か。
2022.08.19
18日のニューヨークのドル円相場は135円95銭と同日の東京市場と比べ57銭の円安ドル高で終えた。
FRBの高官が利上げの必要性に言及したことが一因。さらに米セントルイス連銀の総裁が9月のFOMCでの利上げ幅について0.75%と主張したことも大きい。米フィラデルフィア連銀が発表した8月の製造業景気指数はプラス6.2と前月から大きく改善。市場予想も上回った。週間の米新規失業保険申請件数が前週比で減少したことも材料に、米景気の悪化懸念が和らいだ。
本日も特に重要な経済指標は無い。アメリカの株価によって為替も変わってくるだろう。アメリカ株は上下はあるもののようやく戻り基調にあり今後もこの基調が続くはずだ。
さらに日米金利差が広がることを考えるとやはり普通に考えると円安ドル高傾向である。本日も引き続きドルロングを中心にしつつ調整局面ではナンピンが良いだろう。
テクニカル面では、17日高値から18日へ下落。しかしその後、深夜に一段高しているため、15日安値から3日目となる18日安値を直近のボトムとした。
新たな強気サイクル入りをしたとみており22日夜から24日深夜にかけての間への上昇と137円前後試しを想定。
前々回ボトム 08月15日(132.543)
前回ボトム 08月18日(134.652)
経過日数 0.25日
前々回トップ 08月12日(133.892)
前回トップ 08月17日(135.495)
経過日数 1.25日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第5レジスタンス:136.50-55円(レート節目など)
第4レジスタンス:136.35-40円(7/5高値圏など)
第3レジスタンス:136.20-25円(7/7高値圏など)
第2レジスタンス:136.00-05円(7/6高値圏&心理的節目)
第1レジスタンス:135.85-90円(前日高値圏など)
NY引け値:135.87円(+0.89円)
第1サポート:135.80-85円(1σ上限ラインなど)
第2サポート:135.50-55円(レート節目など)
第3サポート:135.40-45円(60分足20本基準線など)
第4サポート:135.05-10円(前日24時台安値圏&ピボットB1)
第5サポート:135.00-05円(心理的節目など)
経済指標
07:45:7月NZ貿易収支
08:01:8月英消費者信頼感指数(Gfk調査、予想:▲42)
15:00:7月英小売売上高(自動車燃料含む、予想:前月比▲0.2%/前年比▲3.3%)
15:00:7月英小売売上高(自動車燃料除く、予想:前月比▲0.2%/前年比▲3.1%)
15:00:7月独生産者物価指数(PPI、予想:前月比0.6%)
15:30:4-6月期スイス鉱工業生産指数
17:00:6月ユーロ圏経常収支(季節調整済)
21:30:6月カナダ小売売上高(予想:前月比0.3%/自動車を除く前月比0.9%)
22:00:バーキン米リッチモンド連銀総裁、講演
インド(クリシュナ神生誕日)、休場