レンジ相場の継続を推定。細かく値幅を取る。
2022.08.16
15日のニューヨークのドル円は133円25銭と、同日の東京市場に比べ25銭程度の円高ドル安。一時は132円50銭まで円高になった。ニューヨーク連銀製造業景況指数はマイナス31.3と前月から42.4ポイント低下。約20年ぶりの下がり幅。
米長期金利は前週末比0.05%低い約2.8%で終え、日米の金利差が縮小するとの観測から円買いドル売りが入りました。1日で70銭くらい動いた。最近、値動きが大きく、お盆休みでマーケット関係者が少ない今週も要注意だろう。
本日も特に重要な経済指標は無い。引き続きレンジ相場が続くだろう。1日の値動きは非常に大きいが、大きく見れば131円から134円のレンジ相場が続いている。
本日も、機関投資家の大口が入らない限り基本的にはこのレンジの中で動くだろう。長期ではもちろん円安ドル高方向に行くだろうが、短期での利益を考えているトレーダーは、細かくで幅を取るのが良い。
テクニカル面では8月15日に安値を割り込んで132.50円台まで下落したため、12日の高値を直近のトップとした。弱気サイクル入りとして16日から18日にかけての間への下落と131円試しを想定。
16日の上値抵抗線は12日夜高値(133.884)までとし、高値更新からは新たな強気サイクル入りとして17日夜から19日夜にかけての間への上昇と135円試しを想定する。
前々回ボトム 08月05日(132.506)
前回ボトム 08月11日(131.722)
経過日数 1.75日
前々回トップ 08月08日(135.577)
前回トップ 08月12日(133.892)
経過日数 1.25日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第5レジスタンス:134.40-45円(8/4高値圏など)
第4レジスタンス:134.00-05円(心理的節目など)
第3レジスタンス:133.85-90円(8/12高値圏&200時間移動平均線)
第2レジスタンス:133.65-70円(転換線など)
第1レジスタンス:133.55-60円(前日高値圏など)
NY引け値:133.30円(-0.17円)
第1サポート:133.25-30円(75日移動平均線など)
第2サポート:133.10-15円(前日14時台安値圏など)
第3サポート:132.90-95円(前日9時台安値圏など)
第4サポート:132.75-80円(1σ下限ラインなど)
第5サポート:132.55-60円(前日安値圏など)
経済指標
10:30 豪中銀議事録[8月]
12:00 NZ7月非居住者国債保有率
13:30 日6月第三次産業活動指数
15:00 英7月雇用統計月
15:00 英6月ILO失業率
15:30 インド7月卸売物価指数
16:00 トルコ7月住宅販売
18:00 ユーロ圏8月ZEW景況感指数
18:00 独8月ZEW景況感指数
18:00 ユーロ圏6月貿易収支
18:30 ドイツ5年債入札
20:30 トルコ6月住宅価格指数
21:15 加7月住宅着工件数
21:30 加7月消費者物価指数
21:30 加6月国際証券取扱高
21:30 米7月住宅着工件数
21:30 米7月建設許可件数
21:55 米レッドブック週間小売売上高
22:15 米7月鉱工業生産22:15 米7月設備稼働率