レンジ相場を想定。少ない値幅をロング、ショートでとっていく。
2022.08.15
12日のNYでは、ドル円は133円50銭前後の狭い値幅でもみ合い。欧州株高が売りを促したが、 米長期金利が低下に転じると円買いが優勢に。
ユーロ円は売り優勢で 137 円割れ。欧州の景気懸念やポジション調整的なユーロ売りか。豪ドル円は95円前後へ上昇。
米輸入物価の下振れを受けた欧米長期金利の低下を好感し、株買いの流れが優勢に米消費者信頼感指数の上振れも投資家の楽観姿勢を後押し。
なお、期待インフレ率の上昇は材料視されず。ガソリン価格の低下からインフレ期待の安定観測が強い。
NYダウは424ドル高で3日続伸。 5月4日以来の高値。ナスダックは2%の大幅高で4月21日以来約4ヵ月ぶりの高値。6月に付けた年初来安値からの上昇率が2割を超えた。
S&P500とナスダックは4週連続の上昇。S&P500 は半値戻しが話題に。原油(WTI先物)は反落。受給だぶつき観測が強い。
本日はこれといって重要な経済指標はない。引き続き、株価次第で動くだろう。ここ最近、非常に動きが大きかったので、重要な経済指標もない本日は大きな動きはないかも。レンジ相場を想定し、少ない値幅をロング、ショートで狙うのはいかがだろうか?
テクニカル面では、11日安値から1円を超える反騰となったために12日時点では11日安値を直近のボトムとした強気サイクル入りとした。12日に134円に迫ってからも133円台中盤を維持しているのでまだ上昇余地ありとする。
しかし、前回トップから5日を経過しているので133円割れを弱気転換注意としたい。本日はテクニカル的にも大きな動きは無さそう。レンジを想定して売り買いするのが良いだろう。
前々回ボトム 08月05日(132.506)
前回ボトム 08月11日(131.722)
経過日数 1.25日
前々回トップ 08月03日(134.549)
前回トップ 08月08日(135.577)
経過日数 5.0日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第5レジスタンス:134.40-45円(8/4高値圏&ピボットS2)
第4レジスタンス:134.00-05円(心理的節目など)
第3レジスタンス:133.85-90円(前日高値圏など)
第2レジスタンス:133.80-85円(200時間移動平均線など)
第1レジスタンス:133.50-55円(75時間移動平均線など)
NY引け値:133.47円(+0.48円)
第1サポート:133.45-50円(60分足20本基準線など)
第2サポート:133.15-20円(75日移動平均線など)
第3サポート:133.05-10円(前日14時台安値圏&1σ下限ライン)
第4サポート:132.85-90円(前日安値圏など)
第5サポート:132.50-55円(8/5安値圏&レート節目)
経済指標
08:01 英8月ライトムーブ住宅価格
08:50 日4-6月期GDP統計[一次速報]
10:30 中国7月新築住宅価格
11:00 中国7月小売売上高
11:00 中国7月鉱工業生産
11:00 中国7月固定資産投資
13:30 日6月鉱工業生産[確報]
13:30 日6月設備稼働率指数
15:00 独7月卸売物価指数
15:30 スイス7月生産者輸入価格
21:30 加6月製造業出荷
21:30 加6月卸売売上高
21:30 米8月ニューヨーク連銀製造業景況指数
22:00 加7月中古住宅販売件数
23:00 米8月NAHB住宅市場指数
29:00 米6月対米証券投資