株価次第だが押し目を拾っていく。ロングを基本とする。
2022.08.12
10日に発表された7月のCPIは総合指数の伸び率が前年同月比8.5%と市場予想を下回った。また、11日に発表されたPPIも市場予想に反して前月比0.5%の下落。市場では、インフレの鈍化を示す結果との受け止めが広がった。
最近は、9月のFOMCでFRBが0.75%の売り上げが来て6000になっていたが、一旦見直しが入りそうな動き。急激な円安になり10日のCPI発表直後に131円台まで円高になった。 しかし、日米金利差の拡大には変わらず、マーケット関係者が落ち着きを取り戻した6日、12日早朝には133円台まで回復している。
本日の重要な経済指標は、6月英GDP、4-6月期英GDP速報値、8月米ミシガン消費者態度指数。
米ドル円に関してはさして重要な経済指標は無い。強いて言えばミシガン消費者態度指数でのインフレの度合いに注目が集まるくらいか。
戦略としては一環としてドル押し目買い目線で良いだろう。リスク要因としては、米中関係、トランプ前大統領の家宅捜査、ウクライナ情勢に注目が集まる。内容によっては突発的な円高になることもあるだろう。ただしその場合も、押し目買いのチャンスだと思い冷静な対応が求められる。133円台であれば十分長期で見れば利益が出せる水準だと推測できる。
テクニカル面では、10日時点では8日午前高値を直近のトップとした弱気サイクル入りとした。予想通り131円まで下落。
しかし、11日に安値を更新してから1円を超える反騰。よって11日夜安値を直近のボトムとした強気サイクル入りとする。130円割れ回避のうちは134円台前半試しを想定。チャート的には一時的なさらなる円高も考えられるが、基本的には円安目線で良いだろう。
前々回ボトム 08月05日(132.506)
前回ボトム 08月11日(131.722)
経過日数 0.25日
前々回トップ 08月03日(134.549)
前回トップ 08月08日(135.577)
経過日数 4.0日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第5レジスタンス:133.90-95円(75時間移動平均線など)
第4レジスタンス:133.60-65円(ピボットS1など)
第3レジスタンス:133.55-60円(200時間移動平均線&8/1高値圏)
第2レジスタンス:133.30-35円(前日高値圏など)
第1レジスタンス:133.15-20円(75日移動平均線など)
NY引け値:132.99円(+0.12円)
第1サポート:132.70-75円(60分足20本基準線など)
第2サポート:132.60-65円(前日9時台安値圏など)
第3サポート:132.50-55円(レート節目など)
第4サポート:132.40-45円(前日16時台安値圏など)
第5サポート:132.20-25円(90日移動平均線など)
経済指標
07:30 NZ7月ビジネスPMI
07:45 NZ7月食品価格指数
08:00 ペルー中銀、政策金利発表
08:30 デーリー・サンフランシスコ連銀総裁、ブルームバーグTVがインタビュー
14:30 仏4-6月期ILO[国際労働機関]失業率
15:00 英4-6月期GDP統計[速報]
15:00 英6月鉱工業生産
15:00 英6月製造業生産
15:00 英6月商品貿易収支
15:00 英4-6月期総合事業投資[速報]
15:00 英6月サービス業指数
15:00 英6月建設支出
15:45 仏7月消費者物価指数[確報]
16:00 トルコ6月鉱工業生産
17:00 台湾4-6月期GDP統計[確報]
17:00 伊6月貿易収支
17:30 香港4-6月期GDP統計
18:00 ユーロ圏6月鉱工業生産
21:00 インド6月鉱工業生産
21:00 インド7月消費者物価指数
21:30 米7月輸出入物価指数
23:00 米8月ミシガン大学消費者信頼感指数[速報]
米企業決算
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