株価次第。ドル円ロング姿勢は変わらずもショートの短期狙いも。
2022.08.09
8日のニューヨーク市場のドル円相場は135円05銭。同日の東京市場17時時点と比べ3銭の円高ドル安。
5日に発表された7月の米雇用統計が堅調な内容だったのを受け、FRBが9月のFOMCでも0.75%の利上げを決めるとの観測が広がった。
この日は前日に大きく円安になったことからあまり反応しなかったが今後さらなる円安に向かう可能性を示唆する結果となった。
本日は、重要経済指標の発表がない。ポジション調整を中心、明日の米CPIを控え強い方向感のない動きになると推測。
ただし、短期的には円高になる可能性もあるため、短期であればショートも面白い。もちろん、ロング戦略が基本ですが、米金利動向次第では短期のショートもありだろう。
長期保有はおすすめできないが、基本ロング、一部資金を短期狙いのショートはいかがだろうか。
テクニカル面では、8月4日からの下落で133円を割り込んだため、3日高値を直近のトップとしていた。
しかし、高値更新からは新たな強気サイクル入りとしていたが、5日の急伸で3日深夜高値を上抜いた。そのため8日朝時点では5日を直近のボトムとした強気サイクル入り。8日から10日にかけての間への上昇と137円前後試しを想定。
8日に高値を切り上げてからも134円台を維持しているのでまだ一段高余地ありとみる。
ただし、133.50円を割れると弱気サイクル入りとして10日午前から12日午前にかけての間への下落と132円前後試しを想定する。
前々回ボトム 08月02日(130.391)
前回ボトム 08月05日(132.506)
経過日数 2.0日
前々回トップ 07月29日(134.593)
前回トップ 08月03日(134.549)
経過日数 3.25日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第5レジスタンス:135.55-60円(前日高値圏など)
第4レジスタンス:135.50-55円(8/5高値圏&レート節目)
第3レジスタンス:135.45-50円(前日15時台高値圏など)
第2レジスタンス:135.20-25円(前日18時台高値圏など)
第1レジスタンス:135.10-15円(前日4時台高値圏など)
NY引け値:135.04円(-0.02円)
第1サポート:135.00-05円(心理的節目など)
第2サポート:134.85-90円(8/5/2時台安値圏&基準線
第3サポート:134.50-55円(レート節目など)
第4サポート:134.35-40円(前日安値圏など)
第5サポート:134.15-20円(75時間移動平均線など)
経済指標
08:01 英7月BRC小売売上高
08:50 日7月マネーストック
09:30 豪8月ウエストパック消費者信頼感
10:30 豪7月NAB企業景況感指数
10:30 豪7月NAB企業信頼感指数
15:00 日7月工作機械受注[速報]
19:00 米7月NFIB中小企業楽観指数
21:30 米4-6月期非農業部門労働生産性[速報]
21:30 米4-6月期単位労働コスト[速報]
21:55 米レッドブック週間小売売上高
23:00 米8月IBD/TIPP景気楽観指数
26:00 米財務省3年債入札[四半期定例]
米中間選挙予備選[コネチカット州、ミネソタ州、バーモント州、ウィスコンシン州]ブリンケン米国務長官がコンゴ訪問[10日まで]
ケニア総選挙[大統領選、上下両院議員選など]
米企業決算
プリンシパル・ファイナンシャル・グループ 、テイクツー・インタラクティブ・ソフトウエア 。ONEOKアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)、インターナショナル・フレーバー&フレグランス、ニューズ・コーポレーションエマソン・エレクトリック、シスコ、トランスダイム・グループ、ノルウェージャンクルーズライン・ホールディングス