FOMCの見極めが必要。ポジション調整して備える
2022.07.26
25日のニューヨークのドル円は136円70銭と東京市場と比べ20銭の円安ドル高。本日から始まるFOMCではFRBは0.75%の利上げに踏み切るだろう。
大規模緩和の維持を決めた日銀とは対照的。今後日米金利差がさらに広がると容易に想定できるため円売り・ドル買いが優勢になった。
さて本日の最大の注目は、FOMCだろう。ただ、結果は明日なので本日は大きな動きはないと想定。FRBが予定通り0.75%の利上げに留めれば大きな影響はマーケットにないだろう。
しかし、万が一、1%の利上げをした場合、株価は急降下、ドルは急進すると想定。ドルの下落要因は少ないため、ポジションを保有するならドル円はロングがいいだろう。
テクニカル面では7月21日夜高値をトップとした弱気サイクル入りと想定。 よって22日から26日にかけての間への下落を想定していた。
しかし、22日に135円台へ急落してから25日昼高値にかけて1円強を戻した。これにより強気サイクル入りとした。まさか1週間で2円以上も円高になるとは…。
トップ形成期は27日夕から29日夜にかけての間とし、137円超えからは7月22日午後高値(137.955)試しとした。
25日深夜へ高値を切り上げているのでまだ上昇余地ありとみる。 ただし、136円割れると一気に134円までの下落も考えられる。
前々回ボトム 07月12日(134.464)
前回ボトム 07月19日(137.376)
経過日数 3.25日
前々回トップ 07月14日(139.410)
前回トップ 07月21日(138.874)
経過日数 1.5日

【ドル/円】本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第5レジスタンス:137.45-50円(転換線など)
第4レジスタンス:137.20-25円(75時間移動平均線など)
第3レジスタンス:137.00-05円(6/29高値圏&心理的節目)
第2レジスタンス:136.80-85円(20日基準線&6/30高値圏)
第1レジスタンス:136.75-80円(前日高値圏など)
NY引け値:136.63円(+0.54円)
第1サポート:136.50-55円(60分足20本基準線&レート節目)
第2サポート:136.40-45円(前日23時台安値圏など)
第3サポート:136.20-25円(前日18時台安値圏など)
第4サポート:136.00-05円(心理的節目など)
第5サポート:135.90-95円(前日安値圏など)
経済指標
22:00:5月米住宅価格指数(予想:前月比1.5%)
22:00:5月米ケース・シラー住宅価格指数(予想:前年比20.6%)
23:00:6月米新築住宅販売件数(予想:前月比▲5.2%/66.0万件)
23:00:7月米消費者信頼感指数(予想:97.2)
23:00:7月米リッチモンド連銀製造業景気指数(予想:▲14)
27日02:00:米財務省、5年債入札
米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目