ドル安円高か?ショートで待機

2022.07.04

2022年7月1日(金)デイリーマーケット分析 from trading desk

米サプライマネジメント協会(ISM)が1日に発表した6月の製造業景況感指数は市場予想を下回った。

2020年6月以来の低水準。

最近になって、市場予想を下回る経済指標の発表が相次ぎ、米景気不安が高まっている。

米長期金利が1日に一時2.79%と約1カ月ぶりの低水準になったことで、金利の低い円を売って、金利の高いドルを買う、円キャリートレードの巻き戻しが起きた。

結果的にドル円は135.30円で取引を終えた。

本日の戦略:ドル安円高か?ショートで待機。
今週の重要な経済指標は、6月中国財新サービス部門PMI、RBA理事会、6月米ISM非製造業、FOMC議事要旨、ECB理事会議事要旨、6月米雇用統計だろう。

特にアメリカの雇用統計に注目だ。

ドル円は15日移動平均線の135.20より上でクローズ。

しかし、時間、2時間共に雲下。

一方で4時間&8時間雲がサポート。

金利&株式市場を注視しながらのトレードは変わらず。

日経平均株価は強く始まったので、どのくらいドル円やクロス円が買われるのかに注目していていたが、大したことない。

本日は、アメリカ市場が休場なので大きな動きはなさそう。

テクニカル面では、6月29日夜に29日早朝高値を上抜いて一段高。

よって29日夕安値を直近のボトムとした。

底割れからは新たな弱気サイクル入りとしていたが、30日深夜の下落で29日夕安値を割り込んだ。

7月1日朝時点では底割れによる弱気サイクル入りとして7月4日夕から6日夕にかけての間への下落と134円台後半試しを想定。

1日午後に135円を割り込んでからは下げ渋っているものの1日午後高値からは戻り高値切り下がりとなっているためまだ一段安余地あり。

午後安値割れからは133円台後半試しと考える。

このように本日は久しぶりの円高と予想をするが、いかがだろうか?

ただし、中長期目線では、引き続き、円安方向に変わりはない。

レバレッジを落として、ドル円ロングが精神的には優しいトレードといえるだろう。



前々回ボトム 06月23日(134.265)
前回ボトム  06月28日(135.741)
経過日数   2.5日

前々回トップ 06月22日(136.704)
前回トップ  06月29日(136.376)
経過日数   2.25日


【ドル/円】本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。

第5レジスタンス:135.95-136.00円(前日高値圏&75時間移動平均線)
第4レジスタンス:135.70-75円(200時間移動平均線など)
第3レジスタンス:135.60-65円(転換線など)
第2レジスタンス:135.50-55円(前日22時台高値圏など)
第1レジスタンス:135.25-30円(60分足20本基準線など)

NY引け値:135.23円(-0.37円)

第1サポート:135.00-05円(前日20時台安値圏&心理的節目)
第2サポート:134.80-85円(前日23時台安値圏など)
第3サポート:134.70-75円(前日安値圏など)
第4サポート:134.50-55円(6/27安値圏&レート節目)
第5サポート:134.35-40円(6/24安値圏など)
 
<本日の主な経済指標>

10:30:5月豪住宅建設許可件数(予想:前月比▲1.8%)
15:00:5月独貿易収支(予想:27億ユーロの黒字)
15:30:6月スイス消費者物価指数(CPI、予想:前月比0.3%)
16:00:6月トルコCPI(予想:前月5.38%/前年比78.35%)
18:00:5月ユーロ圏卸売物価指数(PPI、予想:前月比1.0%/前年比36.7%)
23:00:ナーゲル独連銀総裁、講演
24:00:デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁、講演

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