米国株価と金利に注目
2024.10.16
連休明け15日のニューヨーク外国為替市場では、次の手掛かり材料待ちで様子見姿勢が強く、円相場は1ドル=149円台前半を中心としたレンジを浮動した。午後5時現在は149円25銭と、前営業日同時刻比08銭の円安・ドル高。
本日は米国株価と金利に注目。徐々に円安か戻りつつある
テクニカル面では、10月10日午後高値をサイクルトップとした弱気サイクル入りとしていたが、12日未明に強気転換目安とした149.25円へ戻したため、14日朝時点では10日深夜安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして15日の日中から17日午後にかけての間への上昇と150.0円台前半試しを想定した。 15日朝時点では149.30円割れを弱気転換注意として149円割れから弱気サイクル入りとしたが、15日午後に149.30円を割り込んだためすでに弱気サイクル入りしていると仮定して15日夜から17日深夜にかけての間への下落と148円台前半試しを想定するが、15日早朝高値(149.971)を上抜き返す場合は直前安値をボトムとした新たな強気サイクル入りとして18日未明から22日早朝にかけての間への上昇と150.0円台後半試しを想定する。
前々回ボトム 10月08日(147.346)
前回ボトム 10月11日(148.357)
経過日数 1.25日
前々回トップ 10月07日(149.123)
前回トップ 10月10日(149.541)
経過日数 1.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:150.50-55円(2σ上限ライン&レート節目)
第6レジスタンス:150.00-05円(心理的節目など)
第5レジスタンス:149.80-85円(ピボットS2など)
第4レジスタンス:149.55-60円(10/10高値圏など)
第3レジスタンス:149.45-50円(ピボットS1など)
第2レジスタンス:149.35-40円(10/9高値圏&8/15高値圏)
第1レジスタンス:149.25-30円(前日高値圏など)
NY引け値:149.13円(+0.58円)
第1サポート:148.95-149.00円(前日2時台安値圏&75日移動平均線)
第2サポート:148.80-85円(75時間移動平均線など)
第3サポート:148.75-80円(前日21時台安値圏など)
第4サポート:148.65-70円(90時間移動平均線など)
第5サポート:148.60-65円(前日14時台安値圏&ピボットB1)
第6サポート:148.50-55円(レート節目など)
第7サポート:148.40-45円(前日安値圏など)
経済指標
06:45 NZ7-9月期消費者物価指数
07:00 ハンター豪中銀総裁補、講演
07:45 シルク・ニュージーランド中銀総裁補、講演
08:30 豪9月ウエストパック景気先行指数
08:50 日8月機械受注統計
10:30 安達日銀審議委員、香川県金融経済懇談会に出席
11:00 NZ9月非居住者国債保有率
14:30 安達日銀審議委員、記者会見[高松市]
15:00 英9月消費者物価指数
15:00 英9月小売物価指数
15:00 英9月生産者物価指数
16:00 タイ中銀、政策金利発表
16:00 フィリピン中銀、政策金利発表
16:00 トルコ9月住宅価格指数
16:15 訪日外国人客数[9月]
16:20 インドネシア中銀、政策金利発表
17:00 伊9月消費者物価指数[確報]
17:30 英8月ONS住宅価格
20:00 南ア8月小売売上高
20:00 米MBA住宅ローン申請指数
21:15 加9月住宅着工件数
21:30 加8月製造業出荷
21:30 米9月輸出入物価指数