21時30分CPIに最注目
2024.10.17
16日のニューヨーク外国為替市場では、新規の取引材料難の中、年内の米利下げ回数や米大統領選を巡る思惑から円売り・ドル買いが優勢となり、円相場は1ドル=149円台後半に下落した。午後5時現在は149円68銭と、前日同時刻比43銭の円安・ドル高。
本日は米国CPIに注目。円安にドライブがかかるか
テクニカル面では、10月10日深夜安値をサイクルボトムとした強気サイクル入りとしていたが、15日午後に弱気転換目安とした149.30円を割り込んだため、15日早朝高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとして15日夜から17日深夜にかけての間への下落と148円台前半試しを想定した。 15日夕安値の後は149円を挟んだ揉み合いのためまだ下落余地ありとするが、149.60円超えからは15日早朝高値(149.971)試しとし、高値更新からは強気サイクル入りとして18日未明から22日早朝にかけての間への上昇と150.0円台後半試しを想定する。
前々回ボトム 10月08日(147.346)
前回ボトム 10月11日(148.357)
経過日数 1.25日
前々回トップ 10月07日(149.123)
前回トップ 10月10日(149.541)
経過日数 1.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:150.50-55円(2σ上限ライン&レート節目)
第6レジスタンス:150.00-05円(心理的節目など)
第5レジスタンス:149.80-85円(ピボットS2など)
第4レジスタンス:149.55-60円(10/10高値圏など)
第3レジスタンス:149.45-50円(ピボットS1など)
第2レジスタンス:149.35-40円(10/9高値圏&8/15高値圏)
第1レジスタンス:149.25-30円(前日高値圏など)
NY引け値:149.13円(+0.58円)
第1サポート:148.95-149.00円(前日2時台安値圏&75日移動平均線)
第2サポート:148.80-85円(75時間移動平均線など)
第3サポート:148.75-80円(前日21時台安値圏など)
第4サポート:148.65-70円(90時間移動平均線など)
第5サポート:148.60-65円(前日14時台安値圏&ピボットB1)
第6サポート:148.50-55円(レート節目など)
第7サポート:148.40-45円(前日安値圏など)
経済指標
08:50 日9月貿易収支[通関統計]
09:30 豪9月雇用統計
09:30 シンガポール9月輸出
13:30 日8月第三次産業活動指数
15:00 スイス9月貿易収支
16:00 トルコ9月住宅販売
18:00 ユーロ圏9月消費者物価指数[改定値]
18:00 ユーロ圏8月貿易収支
18:00 伊8月貿易収支
20:00 トルコ中銀、政策金利発表
21:15 ECB[欧州中銀]政策金利発表
21:30 加8月国際証券取扱高
21:30 米9月小売売上高
21:30 米10月フィラデルフィア連銀景況指数
21:30 米新規失業保険申請件数
21:45 ラガルドECB総裁、記者会見
22:15 米9月鉱工業生産
22:15 米9月設備稼働率
23:00 米8月企業在庫
23:00 米10月NAHB住宅市場指数
24:00 EIA週間石油在庫統計