ジャクソンホールに全集中
2024.08.23
22日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、米長期金利の上昇を眺め、日米金利差を意識した円売り・ドル買いが優勢となり、1ドル=146円台前半に下落した。午後5時現在は146円36銭と、前日同時刻比1円06銭の円安・ドル高。
本日はジャクソンホールに全集中。円高一服か。引き続き基本円安の流れは変わらない。ただしポジション管理には細心の注意を。いつ大きな動きがあってもおかしくない
テクニカル面では、8月21日早朝への下落で弱気転換目安とした20日午前安値を割り込み19日午後安値も割り込んだために21日朝時点では20日午後高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとして22日午後から26日午後にかけての間への下落と144円前後試しを想定し、21日深夜の乱高下により22日朝時点では引き続きボトム形成中としたが146円超えからは強気転換注意として21日深夜高値(146.906)試しとした。 22日深夜への上昇で146円を超えたため、22日早朝安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして23日の日中から27日午後にかけての間への上昇を想定し、20日午後高値(147.340)超えからは148円試しとする。 ただし、乱調な展開のため145.50円割れからは弱気転換注意として22日早朝安値(144.455)試しとし、底割れからは弱気サイクル入りとして27日早朝から29日早朝にかけての間への下落と143円試しを想定する。
前々回ボトム 08月09日(146.275)
前回ボトム 08月12日(146.068)
経過日数 2.25日
前々回トップ 08月07日(147.000)
前回トップ 08月12日(148.222)
経過日数 3.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:150.50-55円(レート節目など)
第6レジスタンス:150.05-10円(ピボットS1など)
第5レジスタンス:150.00-05円(心理的節目など)
第4レジスタンス:149.75-80円(8/2高値圏&20日基準線)
第3レジスタンス:149.50-55円(レート節目など)
第2レジスタンス:149.35-40円(前日高値圏など)
第1レジスタンス:149.30-35円(前日22時台高値圏など)
NY引け値:149.25円(+1.94円)
第1サポート:149.00-05円(心理的節目など)
第2サポート:148.95-149.00円(前日4時台安値圏など)
第3サポート:148.75-80円(前日23時台安値圏など)
第4サポート:148.50-55円(レート節目など)
第5サポート:148.25-30円(60分足20本基準線など)
第6サポート:148.00-05円(心理的節目など)
第7サポート:147.70-75円(ピボットB1など)
経済指標
07:45 NZ4-6月期小売売上高指数
08:01 英8月GFK消費者信頼感
08:30 日7月全国消費者物価指数
09:30 衆院財務金融委員会[閉会中審査]、植田日銀総裁、鈴木財務相が出席
13:00 参院財政金融委員会[閉会中審査]、植田日銀総裁、鈴木財務相が出席
14:30 日7月全国百貨店売上高
14:00 シンガポール7月消費者物価指数
15:45 仏8月INSEE企業景況感
15:45 仏8月生産アウトルック指数
17:00 台湾7月鉱工業生産
17:20 台湾7月マネーサプライ
21:30 加6月小売売上高
23:00 米7月新築住宅販売件数
23:00 パウエルFRB議長、経済見通しについて講演
28:00 ベイリー英中銀総裁、講演[ジャクソンホール]