米新規失業保険申請件数に注目
2024.08.22
21日のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利をにらんでやや不安定な値動きとなったものの、円相場は1ドル=145円台前半を中心に推移した。午後5時現在は145円30銭と、前日同時刻比01銭の円安・ドル高。
本日は米新規失業保険申請件数に注目。円高一服か。引き続き基本円安の流れは変わらない。ただしポジション管理には細心の注意を。いつ大きな動きがあってもおかしくない
テクニカル面では、8月19日午後安値をサイクルボトムとした強気サイクル入りとしていたが、20日午後時点では20日午前反落時安値(145.841)割れから弱気サイクル入りとして145円前後試しとし、21日早朝への下落で20日午前安値及び19日午後安値を割り込んだために21日朝時点では20日午後高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとして22日午後から26日午後にかけての間への下落と144円前後試しを想定した。 21日午後に146円へ迫っているため、145.50円割れからは下落再開と一段安を想定するが、146円超えから続伸の場合は強気転換注意として146円台後半試しとする。
前々回ボトム 08月09日(146.275)
前回ボトム 08月12日(146.068)
経過日数 2.25日
前々回トップ 08月07日(147.000)
前回トップ 08月12日(148.222)
経過日数 3.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:150.50-55円(レート節目など)
第6レジスタンス:150.05-10円(ピボットS1など)
第5レジスタンス:150.00-05円(心理的節目など)
第4レジスタンス:149.75-80円(8/2高値圏&20日基準線)
第3レジスタンス:149.50-55円(レート節目など)
第2レジスタンス:149.35-40円(前日高値圏など)
第1レジスタンス:149.30-35円(前日22時台高値圏など)
NY引け値:149.25円(+1.94円)
第1サポート:149.00-05円(心理的節目など)
第2サポート:148.95-149.00円(前日4時台安値圏など)
第3サポート:148.75-80円(前日23時台安値圏など)
第4サポート:148.50-55円(レート節目など)
第5サポート:148.25-30円(60分足20本基準線など)
第6サポート:148.00-05円(心理的節目など)
第7サポート:147.70-75円(ピボットB1など)
経済指標
08:00 豪8月製造業/非製造業PMI[速報]
10:00 SWIFT[国際銀行間通信協会]7月決済シェア
14:00 日7月全国スーパー売上高
15:00 日7月工作機械受注[確報]
16:00 トルコ8月消費者信頼感
16:15 仏8月製造業/非製造業PMI[速報]
16:30 独8月製造業/非製造業PMI[速報]
17:00 台湾7月失業率
17:00 ユーロ圏8月製造業/非製造業/総合PMI[速報]
17:30 英8月製造業/非製造業PMI[速報]
18:00 ベルギー8月消費者信頼感
19:00 英8月CBI企業動向調査
22:30 ECB[欧州中銀]議事要旨公表[7月18日分]
21:30 米7月シカゴ連銀全米活動指数
21:30 米新規失業保険申請件数
22:45 米8月製造業/非製造業/総合PMI[速報]
23:00 ユーロ圏8月消費者信頼感[速報]
23:00 米7月中古住宅販売件数
24:00 米カンザスシティ連銀8月製造業活動指数
26:00 米財務省30年債入札