米国株と金利に注目
2024.07.21
18日のニューヨーク外国為替市場では、投資家のリスク回避姿勢が強まる中で安全資産とされるドルを買い、円を売る動きが優勢となり、円相場は1ドル=157円台前半に下落した。午後5時現在は157円41銭と、前日同時刻比1円13銭の円安・ドル高。
本日は米国株と金利に注目。一気に円高に振れたがどうなるか。長期は日米金利差が意識されるのでロングでよいだろう
テクニカル面では、7月16日未明からの反騰で16日夜に159円に迫ったたために17日朝時点では16日未明安値を直近のサイクルボトムとし、157.75円割れからは弱気サイクル入りの可能性ありとして16日未明安値(157.150)試しとしていたが、157.75円を割り込んだために17日午後時点では16日夜高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとして18日深夜から23日未明にかけての間への下落と156円台中盤試しを想定した。 18日未明に156円を試したため18日朝時点では155円前後への下落余地ありとしたが、18日午前に155.30円台へ下落したため下値目途を154円前後へ引き下げる。 ただし、乱高下が続く可能性もあるので157円超えからは強気サイクル入りの可能性ありとみて157円台中盤試しを想定する。
前々回ボトム 07月08日(160.258)
前回ボトム 07月11日(157.414)
経過日数 1.25日
前々回トップ 07月11日(161.801)
前回トップ 07月12日(159.441)
経過日数 1.0日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:159.30-35円(前日16時台高値圏など)
第6レジスタンス:159.10-15円(前日21時台高値圏&ピボットS1)
第5レジスタンス:159.00-05円(心理的節目など)
第4レジスタンス:158.65-70円(1σ下限ラインなど)
第3レジスタンス:158.60-65円(60分足20本基準線など)
第2レジスタンス:158.50-55円(基準線&レート節目)
第1レジスタンス:158.05-10円(前日24時台高値圏など)
NY引け値:157.89円(-0.88円)
第1サポート:157.75-80円(前日8時台安値圏&週足転換線)
第2サポート:157.50-55円(レート節目&6/18安値圏)
第3サポート:157.35-40円(前日安値圏など)
第4サポート:157.30-35円(2σ下限ラインなど)
第5サポート:157.15-20円(6/17安値圏&遅行スパン支持)
第6サポート:157.00-05円(心理的節目&ピボットB1)
第7サポート:156.80-85円(6/14安値圏など)
経済指標
07:05 デーリー・サンフランシスコ連銀総裁、ダラス連銀とアトランタ連銀共催の座談会に参加
08:01 英7月GFK消費者信頼感
08:30 日6月全国消費者物価指数
08:30 ボウマンFRB理事、基調講演
15:00 英6月小売売上高
15:00 英6月財政収支
15:00 独6月生産者物価指数
17:00 ユーロ圏5月経常収支
17:00 ECB[欧州中銀]専門家予測調査
17:30 伊5月経常収支
21:30 加5月小売売上高
21:30 加6月鉱工業製品価格
21:30 加6月原料価格指数
23:40 ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁、パネル討論会に参加
26:00 ボスティック・アトランタ連銀総裁、会議で閉会の辞