米7月フィラデルフィア連銀景況指数に注目
2024.07.18
17日のニューヨーク外国為替市場では、日銀による追加利上げ観測の台頭を背景に、円買い・ドル売りが強まり、円相場は一時1ドル=156円06銭と、6月中旬以来約1カ月ぶりの高値を付けた。午後5時現在は156円28銭と、前日同時刻比2円08銭の大幅な円高・ドル安。
本日は米7月フィラデルフィア連銀景況指数に注目。トランプ氏の襲撃を受けてどのような展開になるか。円高圧力が強まっている。引き続きトランプ氏は日本の金利の引き上げを求めてくる可能性があり注意。
テクニカル面では、7月12日午前高値をサイクルトップとした弱気サイクル入りとしていたが、16日未明からの反騰で16日夜に159円に迫ったたために17日朝時点では16日未明安値を割り込む場合は新たな弱気サイクル入りとするのを妥当とみて16日未明安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとし、157.75円割れからは弱気サイクル入りの可能性ありとして16日未明安値(157.150)試しとした。 17日午後に157.75円を割り込んだため弱気サイクル入りと仮定して18日深夜から23日未明にかけての間への下落と156円台中盤試しを想定する。
前々回ボトム 07月08日(160.258)
前回ボトム 07月11日(157.414)
経過日数 1.25日
前々回トップ 07月11日(161.801)
前回トップ 07月12日(159.441)
経過日数 1.0日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:159.30-35円(前日16時台高値圏など)
第6レジスタンス:159.10-15円(前日21時台高値圏&ピボットS1)
第5レジスタンス:159.00-05円(心理的節目など)
第4レジスタンス:158.65-70円(1σ下限ラインなど)
第3レジスタンス:158.60-65円(60分足20本基準線など)
第2レジスタンス:158.50-55円(基準線&レート節目)
第1レジスタンス:158.05-10円(前日24時台高値圏など)
NY引け値:157.89円(-0.88円)
第1サポート:157.75-80円(前日8時台安値圏&週足転換線)
第2サポート:157.50-55円(レート節目&6/18安値圏)
第3サポート:157.35-40円(前日安値圏など)
第4サポート:157.30-35円(2σ下限ラインなど)
第5サポート:157.15-20円(6/17安値圏&遅行スパン支持)
第6サポート:157.00-05円(心理的節目&ピボットB1)
第7サポート:156.80-85円(6/14安値圏など)
経済指標
10:00 SWIFT[国際銀行間通信協会]6月決済シェア
08:50 日6月貿易収支[通関統計]
10:30 豪6月雇用統計
15:00 スイス6月貿易収支
15:00 EU6月新車登録台数
15:00 英6月雇用統計
15:00 英5月ILO[国際労働機関]失業率
18:00 ユーロ圏5月建設支出
21:15 ECB[欧州中央銀行]政策金利発表
21:30 米7月フィラデルフィア連銀景況指数
21:30 米新規失業保険申請件数
21:45 ラガルドECB総裁、記者会見
23:00 米6月景気先行指数
26:45 ローガン・ダラス連銀総裁、会議で開会の辞
29:00 米5月対米証券投資