トランプ氏大統領就任優勢で潮目に変化
2024.07.22
週末19日のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の上昇を受け、円売り・ドル買いの流れが優勢となり、円相場は1ドル=157円台半ばに弱含んだ。午後5時現在は157円4銭と、前日同時刻比14銭の円安・ドル高。
本日は注目指標はない。トランプ氏の大統領就任の可能性が高まり、潮目が変わったか。円高の危機感が強くなった。ポジション管理は注意
テクニカル面では、7月16日夜高値をサイクルトップとした弱気サイクル入りとしていたが、18日午後時点では157円超えから強気サイクル入りの可能性ありとし、19日早朝へ反騰を続けて157円台前半へ上昇したために19日朝時点では18日午前安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして19日夜から23日夜にかけての間への上昇と158円前後試しを想定した。 19日午後に158円へ迫ったため158円超えからは158円台中盤試しとするが、156.85円割れを弱気転換注意とし、156.50円割れからは弱気サイクル入りとして23日午前から25日午前にかけての間への下落と7月18日午前安値(155.366)試しを想定する。
前々回ボトム 07月16日(157.150)
前回ボトム 07月18日(155.366)
経過日数 1.5日
前々回トップ 07月12日(159.441)
前回トップ 07月16日(158.850)
経過日数 2.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:158.50-55円(レート節目など)
第6レジスタンス:158.40-45円(7/15高値圏など)
第5レジスタンス:158.10-15円(1σ下限ラインなど)
第4レジスタンス:158.05-10円(ピボットS1など)
第3レジスタンス:158.00-05円(心理的節目など)
第2レジスタンス:157.45-50円(90時間移動平均線など)
第1レジスタンス:157.40-45円(前日高値圏&75時間移動平均線)
NY引け値:157.35円(+1.19円)
第1サポート:157.00-05円(心理的節目など)
第2サポート:156.85-90円(75日移動平均線など)
第3サポート:156.65-70円(60分足20本基準線など)
第4サポート:156.50-55円(レート節目など)
第5サポート:156.40-45円(2σ下限ラインなど)
第6サポート:156.15-20円(先行スパン&前日21時台安値圏)
第7サポート:156.05-10円(7/17安値圏など)
経済指標
07:45 NZ6月貿易収支
14:00 日6月マンション市場動向調査
14:00 日6月コンビニエンスストア売上高
16:00 スイス6月マネーサプライ
17:00 台湾6月失業率
17:00 台湾6月輸出受注
17:30 香港6月消費者物価指数
18:00 ベルギー7月消費者信頼感
21:30 米6月シカゴ連銀全米活動指数