米6月ISM製造業景況指数に注目
2024.07.01
週末28日のニューヨーク外国為替市場では、米物価統計の消化後、米長期金利が反転上昇したことで円売り・ドル買いが優勢となり、円相場は1ドル=160円台後半に押し戻された。午後5時現在は160円94銭と、前日同時刻比12銭の円安・ドル高。
本日は米6月ISM製造業景況指数に注目。160円を一気に上抜け。日米金利差が意識されている。為替介入には注意だが可能性は低い。なぜなら既に今年2回していて資金がないのと他国のけん制があるから。
テクニカル面では、6月25日午前に159円台序盤へ下げてから159円台後半へ戻し前回ボトムから4日半を経過したので26日朝時点では25日午前安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして27日午前から7月1日午前にかけての間への上昇と160.0円台中盤試しを想定し、27日朝時点では161円台中盤への上昇余地ありとした。 28日午前に161円台へ続伸した後も161円前後を維持しているのでまだ上昇余地ありとする
前々回ボトム 06月19日(157.610)
前回ボトム 06月25日(159.191)
経過日数 3.25日
前々回トップ 06月18日(158.222)
前回トップ 06月24日(159.922)
経過日数 4.5日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:161.45-50円(ピボットHBOPなど)
第6レジスタンス:161.40-45円(2σ上限ラインなど)
第5レジスタンス:161.15-20円(ピボットS2など)
第4レジスタンス:161.00-05円(心理的節目など)
第3レジスタンス:160.90-95円(ピボットS1など)
第2レジスタンス:160.85-90円(6/26高値圏など)
第1レジスタンス:160.80-85円(前日高値圏など)
NY引け値:160.72円(-0.06円)
第1サポート:160.55-60円(60分足20本基準線など)
第2サポート:160.50-55円(レート節目など)
第3サポート:160.35-40円(ピボットB1など)
第4サポート:160.25-30円(前日安値圏など)
第5サポート:160.05-10円(75時間移動平均線&ピボットB2)
第6サポート:160.00-05円(6/26/22時台安値圏&90時間移動平均線)
第7サポート:159.85-90円(ピボットLBOPなど)
経済指標
08:00 豪6月製造業PMI[確報]
08:50 日銀6月企業短期経済観測調査[短観]
09:30 台湾6月製造業PMI
10:45 中国6月財新メディア製造業PMI
14:00 日6月消費動向調査
14:00 日6月新車販売台数
14:00 日6月軽自動車[新車販売台数
15:00 英6月ネーションワイド住宅価格
15:30 スイス5月実質小売売上高
16:00 トルコ6月製造業PMI
16:30 スイス6月製造業PMI
16:45 伊6月製造業PMI
16:50 仏6月製造業PMI[確報]
16:55 独6月製造業PMI[確報]
17:00 ユーロ圏6月製造業PMI[確報]
17:30 英5月消費者信用残高
17:30 英5月住宅証券融資残高
17:30 英5月住宅ローン承認件数
17:30 英5月マネーサプライ
17:30 英6月製造業PMI[確報]
18:00 南ア6月製造業PMI
21:00 独6月消費者物価指数[速報]
21:15 ナーゲル独連銀総裁、講演
22:45 米6月製造業PMI[確報]
23:00 米6月ISM製造業景況指数
23:00 米6月ISM支払価格
23:00 米5月建設支出
28:00 ラガルドECB総裁、講演[シントラ]