米国株と金利に注目。円高圧力が依然強い
2024.07.02
週末26日のニューヨーク外国為替市場では、米個人消費支出(PCE)物価指数の発表を受けて米長期金利が低下したことから、円買い・ドル売りが優勢となり、1ドル=153円台後半に小幅上昇した。午後5時現在は153円84銭と、前日同時刻比16銭の円高・ドル安。
本日は米国株と金利に注目。依然として円高圧力が強い。長期目線では円安の可能性が高いのでロングのチャンスではあるが、ポジション管理には細心の注意が必要。一気に150円台の可能性もありそう
テクニカル面では、7月19日午後高値をサイクルトップとした下落を想定してきたが、25日午後時点ではボトム形成期を25日午後から29日午後にかけての間として25日早朝高値(154.096)超えからは強気サイクル入りとし、25日夜に25日早朝高値を超えたために26日朝時点では25日夕安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとした。トップ形成期を26日未明から30日早朝にかけての間として26日未明高値(154.312)超えからは155円前後試しとした。 26日の日中は153円台中心で揉み合いのためまだ上昇余地ありとするが、前回サイクルトップから3日半を経過したので153円割れからは弱気転換注意として25日夕安値(151.955)試しとし、底割れからは弱気サイクル入りとして30日夕から8月1日夕にかけての間への下落と150円試しを想定する。
前々回ボトム 07月22日(156.276)
前回ボトム 07月25日(151.955)
経過日数 1.0日
前々回トップ 07月19日(157.862)
前回トップ 07月23日(157.171)
経過日数 3.5日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:155.35-40円(転換線など)
第6レジスタンス:155.00-05円(心理的節目など)
第5レジスタンス:154.90-95円(7/24/17時台高値圏など)
第4レジスタンス:154.80-85円(ピボットS1など)
第3レジスタンス:154.50-55円(レート節目など)
第2レジスタンス:154.30-35円(前日高値圏など)
第1レジスタンス:154.05-10円(7/25/4時台高値圏&前日5時台高値圏)
NY引け値:153.92円(+0.07円)
第1サポート:153.75-80円(前日2時台安値圏など)
第2サポート:153.60-65円(5/16安値圏など)
第3サポート:153.50-55円(レート節目など)
第4サポート:153.20-25円(前日23時台安値圏など)
第5サポート:153.15-20円(60分足20本基準線など)
第6サポート:153.10-15円(7/24安値圏など)
第7サポート:153.00-05円(2σ下限ライン&心理的節目)
経済指標
15:30 南ア6月マネーサプライ
15:30 南ア6月民間部門信用
17:30 英6月消費者信用残高
17:30 英6月住宅証券融資残高
17:30 英6月住宅ローン承認件数
17:30 英6月マネーサプライ
19:00 英7月CBI流通取引調査
23:30 米7月ダラス連銀製造業活動指数