米新規失業保険申請件数に集中
2024.06.13
12日のニューヨーク外国為替市場では、5月の米消費者物価指数や米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策決定を受けて不安定な値動きとなる中を、円相場は156円台後半に上昇した。午後5時現在は156円75銭と、前日同時刻比44銭の円高・ドル安。一時155円台後半まで上昇する場面があった。
本日は米新規失業保険申請件数に注目。大幅な円高が続くのか。要注目のCPI明け。
テクニカル面では、6月5日深夜高値と6日夜高値をダブルトップとして6日夜高値(156.444)超えから強気サイクル入りとしていたが、7日夜の急騰で6日夜高値を超えて157円に到達したために10日朝時点では7日夕安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして11日夜から13日夜にかけての間への上昇を想定し、7日深夜高値(157.061)超えからは5月30日未明高値(157.715)試しとした。
前々回ボトム 05月30日(156.376)
前回ボトム 06月04日(154.527)
経過日数 2.25日
前々回トップ 05月30日(157.715)
前回トップ 06月03日(157.468)
経過日数 3.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:156.35-40円(前日17時台高値圏など)
第6レジスタンス:156.25-30円(20日基準線など)
第5レジスタンス:156.20-25円(ピボットS1など)
第4レジスタンス:156.10-15円(転換線など)
第3レジスタンス:156.00-05円(心理的節目など)
第2レジスタンス:155.90-95円(90時間移動平均線&60分足20本基準線)
第1レジスタンス:155.70-75円(75時間移動平均線など)
NY引け値:155.58円(-0.50円)
第1サポート:155.50-55円(1σ下限ライン&レート節目)
第2サポート:155.45-50円(前日4時台安値圏など)
第3サポート:155.35-40円(前日安値圏など)
第4サポート:155.25-30円(5/17安値圏など)
第5サポート:155.15-20円(5/9安値圏など)
第6サポート:155.10-15円(ピボットB1など)
第7サポート:155.00-05円(心理的節目など)
経済指標
08:01 英5月RICS住宅価格指数
08:50 日1-3月期法人企業景気予測調査
10:30 豪5月雇用統計
14:00 日銀政策委員会・金融政策決定会合[6月14日まで]
15:00 独5月卸売物価指数
15:15 福留全銀協会長、記者会見
15:30 スイス5月生産者輸入価格
16:00 トルコ5月住宅販売
17:00 伊1-3月期失業率
18:00 ユーロ圏4月鉱工業生産
18:00 イタリア3年、7年債入札
21:30 米5月生産者物価指数
21:30 米新規失業保険申請件数
25:00 ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁、イエレン財務長官と討論会
26:00 米財務省30年債入札