米国株と金利に集中
2024.06.14
13日のニューヨーク外国為替市場では、米金融引き締め長期化観測が根強い中、円相場は1ドル=157円近辺に下落した。午後5時現在は156円98銭と、前日同時刻比33銭の円安・ドル高。
本日は米株と金利に注目。円安傾向に一瞬で戻っているが続くかどうかのターニングポイント
テクニカル面では、6月7日夕安値をサイクルボトムとして11日夜から13日夜にかけての間への上昇を想定し、12日午後時点では10日夜反落時安値(156.742)割れから弱気サイクル入りとしていたが、12日夜の急落で10日夜安値を割り込んでから13日早朝に下げ幅の過半を解消したため、13日朝時点では12日未明高値を直近のサイクルトップ、13日未明安値を同サイクルボトムとした強気サイクル入りとした。トップ形成期を15日未明から19日未明にかけての間とし、12日未明高値(157.411)超えからは158円試しとした。 13日午後へ高値を伸ばしているのでまだ上昇余地ありとする
前々回ボトム 05月30日(156.376)
前回ボトム 06月04日(154.527)
経過日数 2.25日
前々回トップ 05月30日(157.715)
前回トップ 06月03日(157.468)
経過日数 3.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:156.35-40円(前日17時台高値圏など)
第6レジスタンス:156.25-30円(20日基準線など)
第5レジスタンス:156.20-25円(ピボットS1など)
第4レジスタンス:156.10-15円(転換線など)
第3レジスタンス:156.00-05円(心理的節目など)
第2レジスタンス:155.90-95円(90時間移動平均線&60分足20本基準線)
第1レジスタンス:155.70-75円(75時間移動平均線など)
NY引け値:155.58円(-0.50円)
第1サポート:155.50-55円(1σ下限ライン&レート節目)
第2サポート:155.45-50円(前日4時台安値圏など)
第3サポート:155.35-40円(前日安値圏など)
第4サポート:155.25-30円(5/17安値圏など)
第5サポート:155.15-20円(5/9安値圏など)
第6サポート:155.10-15円(ピボットB1など)
第7サポート:155.00-05円(心理的節目など)
経済指標
06:00 NZ5月REINZ住宅販売
07:30 NZ5月ビジネスPMI
07:45 NZ5月食品価格指数
08:00 ペルー中銀、政策金利発表
09:00 日銀政策委員会・金融政策決定会合[終了後直ちに発表]
13:30 日4月第三次産業活動指数
13:30 日4月鉱工業生産[確報]
13:30 日4月設備稼働率指数
15:30 植田日銀総裁、記者会見
15:30 インド5月卸売物価指数
15:45 仏5月消費者物価指数[確報]
16:35 ヴァスレ・スロベニア中銀総裁、講演
17:00 伊4月貿易収支
17:30 香港1-3月期鉱工業生産
17:30 香港1-3月期生産者物価指数
17:30 BOE[英中銀]インフレ意識調査
18:00 ユーロ圏4月貿易収支
18:00 レーンECB理事、講演
21:30 加4月製造業出荷
21:30 加4月卸売売上高
21:30 米5月輸出入物価指数
23:00 米6月ミシガン大学消費者信頼感指数[速報]
26:30 ラガルドECB総裁、講演
27:00 グールズビー・シカゴ連銀総裁、談話会に参加