CPIに全集中

2024.06.12

2024年6月12日(水)デイリーマーケット分析 from trading desk

11日のニューヨーク外国為替市場では、翌12日に米物価指標と米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策決定を控えて様子見気分が広がり、円相場は1ドル=157円挟みの水準で推移した。午後5時現在は157円19銭と、前日同時刻比10銭の円安・ドル高。

 

本日の戦略:CPIに全集中

本日はCPIに注目。数字が悪ければ大幅な円高の可能性も。ポジション管理に注意

 

テクニカル面では、6月5日深夜高値と6日夜高値をダブルトップとして6日夜高値(156.444)超えから強気サイクル入りとしていたが、7日夜の急騰で6日夜高値を超えて157円に到達したために10日朝時点では7日夕安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして11日夜から13日夜にかけての間への上昇を想定し、7日深夜高値(157.061)超えからは5月30日未明高値(157.715)試しとした。  11日午後に高値を切り上げているのでまだ上昇余地ありとするが、10日夜反落時安値(156.742)割れからは弱気サイクル入りとして12日夕から14日夕にかけての間への下落と156円前後試しを想定する。

 

前々回ボトム 05月30日(156.376)

前回ボトム  06月04日(154.527)

経過日数   2.25日

 

前々回トップ 05月30日(157.715)

前回トップ  06月03日(157.468)

経過日数   3.75日

 

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。

 

第7レジスタンス:156.35-40円(前日17時台高値圏など)

第6レジスタンス:156.25-30円(20日基準線など)

第5レジスタンス:156.20-25円(ピボットS1など)

第4レジスタンス:156.10-15円(転換線など)

第3レジスタンス:156.00-05円(心理的節目など)

第2レジスタンス:155.90-95円(90時間移動平均線&60分足20本基準線)

第1レジスタンス:155.70-75円(75時間移動平均線など)

 

NY引け値:155.58円(-0.50円)

 

第1サポート:155.50-55円(1σ下限ライン&レート節目)

第2サポート:155.45-50円(前日4時台安値圏など)

第3サポート:155.35-40円(前日安値圏など)

第4サポート:155.25-30円(5/17安値圏など)

第5サポート:155.15-20円(5/9安値圏など)

第6サポート:155.10-15円(ピボットB1など)

第7サポート:155.00-05円(心理的節目など)

 

経済指標

08:50 日5月企業物価指数

10:30 中国5月消費者物価指数

10:30 中国5月生産者物価指数

15:00 独5月消費者物価指数[確報]

15:00 英4月鉱工業生産

15:00 英4月製造業生産

15:00 英4月商品貿易収支

15:00 英4月サービス業指数

15:00 英4月建設支出

16:05 タイ中銀、政策金利発表

18:30 ドイツ10年債入札

20:00 米MBA住宅ローン申請指数

21:00 インド5月消費者物価指数

21:00 インド4月鉱工業生産

21:30 米5月消費者物価指数

22:00 デギンドスECB副総裁、講演

23:30 EIA週間石油在庫統計

27:00 FOMC[米連邦公開市場委員会]金融政策と経済予測公表

27:30 パウエルFRB議長、記者会見

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