ECB政策金利発表に注目
2024.06.06
5日のニューヨーク外国為替市場では、市場予想を上回った米経済指標を受けて円売り・ドル買いが広がり、円相場は1ドル=156円台前半に下落した。午後5時現在は156円16銭と、前日同時刻比1円20銭の大幅な円安・ドル高。
本日はECB政策金利に注目。利下げが基本だが、現状維持だと大きな円安の可能性あり。21時15分に注目
テクニカル面では、6月3日深夜への急落で弱気転換目安とした5月30日夜安値を割り込んだため、4日朝時点では3日午後高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとして4日夜から6日夜にかけての間への下落と155円台前半試しを想定した。 4日夜に154.50円台へ大幅続落したため5日朝時点では安値更新からは154円前後試しとし、前回ボトムから3日を経過したので155.50円超えから強気サイクル入りとして156円前後試しとしたが、5日午後に155.50円を超えて156円に迫っているため、4日夜安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして6日の日中から10日午後にかけての間への上昇と156円台中盤試しを想定する。
前々回ボトム 05月21日(155.847)
前回ボトム 05月28日(156.577)
経過日数 2.75日
前々回トップ 05月23日(157.189)
前回トップ 05月30日(157.715)
経過日数 1.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:157.65-70円(前日7時台高値圏など)
第6レジスタンス:157.50-55円(レート節目&ピボットS1)
第5レジスタンス:157.40-45円(5/29/9時台高値圏など)
第4レジスタンス:157.15-20円(60分足先行スパンなど)
第3レジスタンス:157.10-15円(前日17時台高値圏など)
第2レジスタンス:157.00-05円157.00-05円(1σ上限ライン&90時間移動平均線)
第1レジスタンス:156.85-90円(前日5時台高値圏など)
NY引け値:156.77円(-0.84円)
第1サポート:156.75-80円(転換線&200時間移動平均線)
第2サポート:156.50-55円(前日16時台安値圏&レート節目)
第3サポート:156.35-40円(前日安値圏など)
第4サポート:156.20-25円(ピボットB1など)
第5サポート:156.05-10円(20日基準線&5/22安値圏)
第6サポート:156.00-05円(心理的節目など)
第7サポート:155.85-90円(5/21安値圏など)
経済指標
10:00 NZ5月ANZ商品価格指数
10:30 中村日銀審議委員、札幌市金融経済懇談会で講演
10:30 豪4月貿易収支
10:30 豪4月持家住宅ローン件数
14:30 中村日銀審議委員、記者会見[札幌市]
14:45 スイス5月失業率
15:00 独4月製造業受注
16:30 独5月建設業PMI
17:00 台湾5月消費者物価指数
17:00 台湾5月卸売物価指数
17:00 伊4月小売売上高
17:30 英5月建設業PMI
17:30 英中銀、意思決定者パネル[DMP]調査
18:00 南ア1-3月期経常収支
18:00 ユーロ圏4月小売売上高
20:30 米5月チャレンジャーレイオフ調査
21:15 ECB[欧州中央銀行]政策金利発表
21:30 加4月国際商品貿易
21:30 米4月貿易収支
21:30 米1-3月期非農業部門労働生産性[改定値]
21:30 米1-3月期単位労働コスト[改定値]
21:30 米新規失業保険申請件数
21:45 ラガルドECB総裁、記者会見
23:00 加5月Ivey購買部協会指数