本日は特に重要な指標はないが、再び大きな動きに警戒
2024.06.05
4日のニューヨーク外国為替市場では、米雇用関連指標の発表や米長期金利の低下を受け円買い・ドル売りが加速し、円相場は1ドル=154円台後半に上伸した。約3週間ぶりの高値水準。午後5時現在は154円96銭と、前日同時刻比1円12銭の大幅な円高・ドル安。>
本日は米株と金利に注目。大きく円高になったが基本円安基調は変わらない。引き続き長期ロングが良いだろう
テクニカル面では、5月30日夜安値をサイクルボトムとした強気サイクル入りとして底割れからは弱気サイクル入りとしていたが、3日深夜への急落で30日夜安値を割り込んだために4日朝時点では3日午後高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとして4日夜から6日夜にかけての間への下落と155円台前半試しを想定した。 4日午後に155.80円台へ一段安したためまだ下落余地ありとするが、156.50円超えからは強気転換注意として157円前後への上昇を想定する。
前々回ボトム 05月21日(155.847)
前回ボトム 05月28日(156.577)
経過日数 2.75日
前々回トップ 05月23日(157.189)
前回トップ 05月30日(157.715)
経過日数 1.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:157.65-70円(前日7時台高値圏など)
第6レジスタンス:157.50-55円(レート節目&ピボットS1)
第5レジスタンス:157.40-45円(5/29/9時台高値圏など)
第4レジスタンス:157.15-20円(60分足先行スパンなど)
第3レジスタンス:157.10-15円(前日17時台高値圏など)
第2レジスタンス:157.00-05円157.00-05円(1σ上限ライン&90時間移動平均線)
第1レジスタンス:156.85-90円(前日5時台高値圏など)
NY引け値:156.77円(-0.84円)
第1サポート:156.75-80円(転換線&200時間移動平均線)
第2サポート:156.50-55円(前日16時台安値圏&レート節目)
第3サポート:156.35-40円(前日安値圏など)
第4サポート:156.20-25円(ピボットB1など)
第5サポート:156.05-10円(20日基準線&5/22安値圏)
第6サポート:156.00-05円(心理的節目など)
第7サポート:155.85-90円(5/21安値圏など)
経済指標
08:00 豪5月非製造業PMI[確報]
08:30 日4月毎月勤労統計
09:30 香港5月購買部景気指数
10:30 豪1-3月期GDP統計
10:45 中国5月財新メディア非製造業PMI
14:00 シンガポール4月小売売上高
15:45 仏4月鉱工業生産
15:45 仏4月製造業生産
16:15 南ア5月スタンダード銀行PMI
16:45 伊5月非製造業PMI
16:50 仏5月非製造業PMI[確報]
16:55 独5月非製造業PMI[確報]
17:00 南ア4-6月期BER企業信頼感指数
17:00 ユーロ圏5月非製造業/総合PMI[確報]
17:30 英5月非製造業PMI[確報]
18:00 ユーロ圏4月生産者物価指数
18:30 ドイツ7年債入札
20:00 米MBA住宅ローン申請指数
21:15 米5月ADP雇用統計
21:30 加1-3月期労働生産率
22:45 カナダ中銀、政策金利発表
22:45 米5月非製造業/総合PMI[確報]
23:00 米5月ISM非製造業総合指数
23:30 EIA週間石油在庫統計