引き続き円高攻勢に注意。
2024.03.13
12日のニューヨーク外国為替市場では、インフレ圧力の根強さを示す米消費者物価指数(CPI)の発表を受け、円売り・ドル買いが広がり、円相場は1ドル=147円台後半に下落した。午後5時現在は147円70銭と、前日同時刻比71銭の円安・ドル高。
本日は特に重要な経済指標はない。引き続き円高圧力が強い。ただし一気に円安に戻す可能性もあるため、ショートは短期、ロングが長期が良いか
テクニカル面では12日朝時点では147.50円超えからは強気転換注意としていたところ、12日午後に147.50円をいったん超えたため、147円割れからは下げ再開と一段安を想定するが、147.50円超えからは148円試しとし、148円超えからは強気サイクル入りとして12日夜から15日未明にかけての間への上昇と148円台中盤試しを想定する。
前々回ボトム 02月27日(150.065)
前回ボトム 03月04日(149.842)
経過日数 4.25日
前々回トップ 02月29日(150.845)
前回トップ 03月04日(150.564)
経過日数 3.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:149.00-05円(心理的節目など)
第6レジスタンス:148.65-70円(前日15時台高値圏など)
第5レジスタンス:148.55-60円(基準線など)
第4レジスタンス:148.45-50円(2σ下限ラインなど)
第3レジスタンス:148.25-30円(前日0時台高値圏など)
第2レジスタンス:148.10-15円(前日4時台高値圏など)
第1レジスタンス:148.05-10円(60分足20本基準線など)
NY引け値:148.02円(-1.34円)
第1サポート:147.90-95円(前日1時台安値圏&週足遅行スパン支持)
第2サポート:147.80-85円(前日17時台安値圏など)
第3サポート:147.65-70円(3σ下限ラインなど)
第4サポート:147.55-60円(前日安値圏など)
第5サポート:147.40-45円(90日移動平均線など)
第6サポート:147.25-30円(ピボットB1など)
第7サポート:147.15-20円(週足転換線など)
経済指標
16:00 独2月卸売物価指数
16:00 英1月鉱工業生産
16:00 英1月製造業生産
16:00 英1月商品貿易収支
16:00 英1月サービス業指数
16:00 英1月建設支出
18:00 伊10-12月期失業率
19:00 ユーロ圏1月鉱工業生産
19:00 イタリア3年、7年債入札
19:00 イギリス10年債入札
19:30 ドイツ10年債入札
20:00 米MBA住宅ローン申請指数
23:00 ストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁、講演[ロンドン]
23:30 EIA週間石油在庫統計
26:00 米財務省30年債入札
27:00 コンウェイ・ニュージーランド中銀チーフエコノミスト、講演