円高攻勢?米国株と金利に注目
2024.03.12
週明け11日のニューヨーク外国為替市場では、米消費者物価指数など重要経済指標の発表を前に様子見ムードが広がり、円相場は1ドル=146円台後半で小動きとなった。午後5時現在は146円99銭と、前週末同時刻比15銭の円高・ドル安。
本日は消費者物価指数に注目。引き続き円高攻勢に注意。だがショートポジションは長い間保有しないほうが良いだろう。いつ円安になってもおかしくない。
テクニカル面では3月1日深夜高値をサイクルトップとした弱気サイクル入りとしてきたが、8日夜に146.50円割れまで続落した後も147円を挟んだ揉み合いにとどまったために11日朝時点では11日の日中に強気転換できない場合は7日夜安値を直近のサイクルボトムとして底割れにより既に新たな弱気サイクル入りしていると仮定するとした。11日夜の上値抵抗線は147.50円までとし、147.50円超えからは強気転換注意として148円前後への上昇を想定する。
前々回ボトム 02月27日(150.065)
前回ボトム 03月04日(149.842)
経過日数 4.25日
前々回トップ 02月29日(150.845)
前回トップ 03月04日(150.564)
経過日数 3.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:149.00-05円(心理的節目など)
第6レジスタンス:148.65-70円(前日15時台高値圏など)
第5レジスタンス:148.55-60円(基準線など)
第4レジスタンス:148.45-50円(2σ下限ラインなど)
第3レジスタンス:148.25-30円(前日0時台高値圏など)
第2レジスタンス:148.10-15円(前日4時台高値圏など)
第1レジスタンス:148.05-10円(60分足20本基準線など)
NY引け値:148.02円(-1.34円)
第1サポート:147.90-95円(前日1時台安値圏&週足遅行スパン支持)
第2サポート:147.80-85円(前日17時台安値圏など)
第3サポート:147.65-70円(3σ下限ラインなど)
第4サポート:147.55-60円(前日安値圏など)
第5サポート:147.40-45円(90日移動平均線など)
第6サポート:147.25-30円(ピボットB1など)
第7サポート:147.15-20円(週足転換線など)
経済指標
08:50 日2月企業物価指数
08:50 日10-12月期法人企業景気予測調査
09:30 豪2月NAB企業景況感指数
09:30 豪2月NAB企業信頼感指数
16:00 英2月雇用統計
16:00 独2月消費者物価指数[確報]
16:00 トルコ1月鉱工業生産
16:00 トルコ1月経常収支
17:00 ホルツマン・オーストリア中銀総裁、講演[ウィーン]
19:00 米2月NFIB中小企業楽観指数
19:30 ドイツ2年債入札
20:00 マン英中銀委員、講演
21:00 インド1月鉱工業生産
21:00 インド2月消費者物価指数
21:30 米2月消費者物価指数
21:55 米レッドブック週間小売売上高
26:00 米財務省10年債入
札27:00 米2月財政収支