円高攻勢?米国株と金利に注目
2024.03.11
週末8日のニューヨーク外国為替市場では、日米金利差縮小観測を意識した円買い・ドル売りが広がり、円相場は1ドル=147円台前半に上昇した。2月上旬以来約1カ月ぶりの高水準。午後5時現在は147円14銭と、前日同時刻比96銭の円高・ドル安。
本日は特に重要な経済指標はない。円高攻勢に注意。ただし大きな流れは円安だと予想する。資金管理とショートポジションの持ちすぎは注意か
テクニカル面では8日朝時点では147円台序盤への下落余地ありとしたが、8日午前に安値を切り下げた後も下げ渋り程度のため147円前後への下落余地ありとするがするが、前回ボトムから4日を経過したので148.50円超えからは強気サイクル入りとして8日夜から11日深夜にかけての間への上昇と149円試しを想定する。
前々回ボトム 02月27日(150.065)
前回ボトム 03月04日(149.842)
経過日数 4.25日
前々回トップ 02月29日(150.845)
前回トップ 03月04日(150.564)
経過日数 3.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:149.00-05円(心理的節目など)
第6レジスタンス:148.65-70円(前日15時台高値圏など)
第5レジスタンス:148.55-60円(基準線など)
第4レジスタンス:148.45-50円(2σ下限ラインなど)
第3レジスタンス:148.25-30円(前日0時台高値圏など)
第2レジスタンス:148.10-15円(前日4時台高値圏など)
第1レジスタンス:148.05-10円(60分足20本基準線など)
NY引け値:148.02円(-1.34円)
第1サポート:147.90-95円(前日1時台安値圏&週足遅行スパン支持)
第2サポート:147.80-85円(前日17時台安値圏など)
第3サポート:147.65-70円(3σ下限ラインなど)
第4サポート:147.55-60円(前日安値圏など)
第5サポート:147.40-45円(90日移動平均線など)
第6サポート:147.25-30円(ピボットB1など)
第7サポート:147.15-20円(週足転換線など)
経済指標
08:50 日10-12月期GDP統計[二次速報]
08:50 日2月マネーストック
15:00 日2月工作機械受注[速報]
16:00 トルコ1月失業率
17:00 スイス2月SECO消費者信頼感指数
26:00 米財務省3年債入札