150円回復するか
2023.11.06
週末3日のニューヨーク外国為替市場では、米労働市場の減速を示唆する経済指標を受けて円買い・ドル売りが進行し、円相場は1ドル=149円台前半に上昇した。午後5時現在は149円32銭と、前日同時刻比1円10銭の大幅な円高・ドル安。
本日は特に重要な経済指標はない。いきなりの円高で多少の調整はありそう。150円回復か。
テクニカル面では2日夜に150円を割り込んでから150.50円台へ戻したものの再び失速気味のためまだ一段安余地ありとし、2日夜安値(149.845)割れからは149円前後試しとするが、150.85円超えからは強気サイクル入りとして4日早朝から8日早朝にかけての間への上昇と11月1日早朝高値(151.707)試しを想定する。
前々回ボトム 10月24日(149.316)
前回ボトム 10月31日(148.795)
経過日数 3.75日
前々回トップ 10月26日(150.780)
前回トップ 11月01日(151.707)
経過日数 2.5日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:151.25-30円(2σ上限ラインなど)
第6レジスタンス:151.20-25円(11/2/3時台高値圏など)
第5レジスタンス:150.95-151.00円(前日高値圏&ピボットS1)
第4レジスタンス:150.75-80円(10/26高値圏など)
第3レジスタンス:150.65-70円(75時間移動平均線など)
第2レジスタンス:150.55-60円(1σ上限ライン&前日16時台高値圏)
第1レジスタンス:150.50-55円(前日1時台高値圏&レート節目)
NY引け値:149.32円(-1.10円)
第1サポート:150.35-40円(前日3時台安値圏&60分足20本基準線)
第2サポート:150.25-30円(転換線など)
第3サポート:150.15-20円(前日11時台安値圏&200時間移動平均線)
第4サポート:150.00-05円(心理的節目など)
第5サポート:149.85-90円(前日安値圏&ピボットB1)
第6サポート:149.80-85円(20日基準線など)
第7サポート:149.50-55円(レート節目など)
経済指標
08:50 日銀金融政策決定会合・議事要旨[9月21-22日分]
09:00 NZ10月ANZ商品価格指数
13:10 植田日銀総裁、記者会見[名古屋]
15:30 十倉経団連会長、記者会見
16:00 独9月製造業受注
17:45 伊10月非製造業PMI
17:50 仏10月非製造業PMI[確報]
17:55 独10月非製造業PMI[確報]
18:00 ユーロ圏10月非製造業/総合PMI[確報]
18:30 ユーロ圏11月投資家信頼感指数
18:30 英10月建設業PMI
21:45 ホルツマン・オーストリア中銀総裁、マトルチ・ハンガリー中銀総裁、講演[ウィーン]
24:00 加10月Ivey購買部協会指数
26:00 ピル英中銀理事、講演