CPIの結果を受けて一気に円安か
2023.10.13
12日のニューヨーク外国為替市場では、インフレ圧力の根強さを示す米消費者物価指数(CPI)の公表を受け、円売り・ドル買いの流れが強まり、円相場は1ドル=149円台後半に下落した。午後5時現在は149円76銭と、前日同時刻比64銭の円安・ドル高。
本日は注目の経済指標はない。ただし円安基調に変わりはないので資金管理には注意を。一気に動くかも。
テクニカル面では10月6日夜高値をサイクルトップとした弱気サイクル入りとしていたが、11日午前の下落で10日午前安値割れを回避して前回ボトムから4日を経過したために11日午後時点では10日午前安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして11日夜から13日夜にかけての間への上昇と149円台中盤試しを想定した。
前々回ボトム 09月29日(148.520)
前回ボトム 10月05日(148.248)
経過日数 1.25日
前々回トップ 09月28日(149.707)
前回トップ 10月03日(150.151)
経過日数 2.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:150.15-20円(10/3高値圏など)
第6レジスタンス:150.00-05円(心理的節目など)
第5レジスタンス:149.85-90円(10/2高値圏など)
第4レジスタンス:149.75-80円(ピボットS1など)
第3レジスタンス:149.70-75円(9/27高値圏など)
第2レジスタンス:149.60-65円(9/28高値圏など)
第1レジスタンス:149.50-55円(前日高値圏&9/29高値圏)
NY引け値:149.32円(+0.82円)
第1サポート:149.30-35円(1σ上限ラインなど)
第2サポート:149.20-25円(200時間移動平均線など)
第3サポート:149.05-10円(前日24時台安値圏&60分足20本基準線)
第4サポート:148.95-149.00円(前日21時台安値圏など)
第5サポート:148.90-95円(75時間移動平均線など)
第6サポート:148.80-85円(前日16時台安値圏など)
第7サポート:148.70-75円(転換線&10/4安値圏)
経済指標
15:30 スイス9月生産者輸入価格
15:45 仏9月消費者物価指数[確報]
15:45 ナーゲル独連銀総裁、講演
17:00 ベイリー英中銀総裁、IIF[国際金融協会]で講演
18:00 ユーロ圏8月鉱工業生産
21:30 米9月輸出入物価指数
22:00 加9月中古住宅販売件数
22:00 ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁、経済見通しについて講演[オンライン]
22:00 ラガルドECB総裁、IMF[国際通貨基金]のパネルディスカッションに参加
23:00 米10月ミシガン大学消費者信頼感指数[速報]
25:30 カンリフ英中銀副総裁、IIF[国際金融協会]で講演