米国CPIに注目
2023.10.12
11日のニューヨーク外国為替市場では、根強い米金融引き締めの長期化観測を背景に、円相場は1ドル=149円台前半に下落した。午後5時現在は149円12銭と、前日同時刻比45 銭の円安・ドル高。
本日もCPIに注目。CPIの結果によっては3円程度の動きもあるかも。21時半に注目
テクニカル面では11日朝時点ではまだ下落余地ありとしたが、11日午前の下落では10日午前安値割れを回避して前回ボトムから4日を経過したため、10日午前安値割れからは新たな弱気サイクル入りとするのを妥当とみて10日午前安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして11日夜から13日夜にかけての間への上昇と149円台中盤試しを想定する。
前々回ボトム 09月29日(148.520)
前回ボトム 10月05日(148.248)
経過日数 1.25日
前々回トップ 09月28日(149.707)
前回トップ 10月03日(150.151)
経過日数 2.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:150.15-20円(10/3高値圏など)
第6レジスタンス:150.00-05円(心理的節目など)
第5レジスタンス:149.85-90円(10/2高値圏など)
第4レジスタンス:149.75-80円(ピボットS1など)
第3レジスタンス:149.70-75円(9/27高値圏など)
第2レジスタンス:149.60-65円(9/28高値圏など)
第1レジスタンス:149.50-55円(前日高値圏&9/29高値圏)
NY引け値:149.32円(+0.82円)
第1サポート:149.30-35円(1σ上限ラインなど)
第2サポート:149.20-25円(200時間移動平均線など)
第3サポート:149.05-10円(前日24時台安値圏&60分足20本基準線)
第4サポート:148.95-149.00円(前日21時台安値圏など)
第5サポート:148.90-95円(75時間移動平均線など)
第6サポート:148.80-85円(前日16時台安値圏など)
第7サポート:148.70-75円(転換線&10/4安値圏)
経済指標
06:45 NZ9月食品価格指数
08:01 英9月RICS住宅価格指数
08:50 日8月機械受注統計
08:50 日9月企業物価指数
09:00 豪10月消費者インフレ期待
10:30 野口日銀審議委員、新潟市で講演
14:30 野口日銀審議委員、記者会見[新潟市]
15:00 英8月鉱工業生産
15:00 英8月製造業生産
15:00 英8月商品貿易収支
15:00 英8月建設支出
15:00 英8月サービス業指数
17:30 ビルロワドガロー仏中銀総裁、IIF[国際金融協会]で講演
18:00 イタリア3年債、7年債入札
18:00 ピル英中銀理事、講演
18:00 ホルツマン・オーストリア中銀総裁、講演[マラケシュ]
19:00 クノット・オランダ中銀総裁、IIF[国際金融協会]で講演
20:00 南ア8月製造業生産
20:00 ブイチッチ・クロアチア中銀総裁、講演[マラケシュ]
20:00 パネッタECB理事、IMF[国際通貨基金]のイベントで講演
20:30 欧州中銀、議事要旨公表[9月14日分]
21:00 インド8月鉱工業生産
21:00 インド9月消費者物価指数
21:30 米9月消費者物価指数
21:30 米新規失業保険申請件数
24:00 EIA週間石油在庫統計
26:00 米財務省30年債入札
26:00 ボスティック・アトランタ連銀総裁、同連銀主催の会議で挨拶
27:00 米9月財政収支