本日の注目は雇用統計
2023.07.07
6日のニューヨーク外国為替市場では、予想を大幅に上回る米雇用関連指標の発表で進んだ円売り・ドル買いの流れが一服し、円相場は1ドル=144円台前半に上昇した。午後5時現在は144円11銭と、前日同時刻比60銭の円高・ドル安。
本日の注目は雇用統計一択。日本時間21時半前後の動きには要注意。場合よっては2円程度動くかも。資金管理には十分注意を。
テクニカル面では6日午後に144円を割り込む急落となったために下値目途を143円台序盤へ引き下げ、前回ボトムから3日半を経過したので144.30円超えからは強気サイクル入りとしたが、6日深夜に144.60円台へ反騰したため、6日夕安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとする。トップ形成期は6日夜から10日夜にかけての間とし、6日深夜高値超えからは145円台序盤試しとする。
前々回ボトム 06月30日(142.205)
前回ボトム 07月06日(143.557)
経過日数 0.5日
前々回トップ 06月30日(145.069)
前回トップ 07月03日(144.909)
経過日数 3.25日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:144.70-75円(7/4高値圏&7/5高値圏)
第7レジスタンス:144.60-65円(前日高値圏&ピボットS1)
第6レジスタンス:144.55-60円(1σ上限ラインなど)
第5レジスタンス:144.50-55円(レート節目など)
第4レジスタンス:144.35-40円(75時間移動平均線など)
第3レジスタンス:144.25-30円(200時間移動平均線など)
第2レジスタンス:144.15-20円(転換線など)
第1レジスタンス:144.10-15円(前日18時台高値圏など)
NY引け値:144.05円(-0.59円)
第1サポート:144.05-10円(60分足20本基準線など)
第2サポート:144.00-05円(心理的節目など)
第3サポート:143.95-144.00円(7/3安値圏&前日24時台安値圏)
第4サポート:143.60-65円(前日21時台安値圏など)
第5サポート:143.55-60円(前日安値圏など)
第6サポート:143.50-55円(レート節目&ピボットB1)
第7サポート:143.30-35円(6/27/22時台安値圏など)
第8サポート:143.25-30円(6/27安値圏など)
経済指標
08:30 日5月毎月勤労統計
08:30 日5月全世帯家計調査
14:00 日5月景気動向指数[速報値]
14:45 スイス6月失業率
15:00 英6月ハリファックス住宅価格
15:00 独5月鉱工業生産
15:00 南ア6月末外貨準備高
15:45 仏5月貿易収支/経常収支
17:00 台湾6月貿易収支
17:00 伊5月小売売上高
17:30 デギンドスECB副総裁、講演
21:30 加6月雇用統計
21:30 米6月雇用統計
23:00 加6月Ivey購買部協会指数
23:30 マン英中銀委員、講演
25:45 ラガルドECB総裁、パネル討論会に参加