引き続き米国株価と金利、主要企業決算に注目
2024.10.21
週末18日のニューヨーク外国為替市場では、米住宅関連指標の一部が市場予想を下回ったことを背景に円買い・ドル売りが優勢となり、円相場は1ドル=149円台半ばに上昇した。午後5時現在は149円58銭と、前日同時刻比71銭の円高・ドル安。
本日は米国株価と金利、主要企業決算本格化。引き続き円安の流れを引き継ぐか
テクニカル面では、10月15日早朝高値をサイクルトップとした弱気サイクル入りとしてきたが、17日早朝への上昇で強気転換目安とした149.60円を超えて15日早朝高値に迫ったため、17日朝時点では16日午前安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして18日未明から22日早朝にかけての間への上昇を想定し、150円超えからは150.0円台後半試しとした。18日早朝への上昇で150円を突破してから反落したものの、149円台後半を維持しているのでまだ上昇余地ありとするが、前回サイクルトップから3日半を経過したので149.70円割れを弱気転換注意とし、17日夜反落時安値(149.464)割れからは弱気サイクル入りとして21日午前から23日午前にかけての間への下落と149円前後試しを想定する。
前々回ボトム 10月10日(148.357)
前回ボトム 10月16日(148.874)
経過日数 2.25日
前々回トップ 10月10日(149.541)
前回トップ 10月15日(149.971)
経過日数 3.5日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:151.25-30円(200日移動平均線など)
第6レジスタンス:151.00-05円(心理的節目&ピボットS2)
第5レジスタンス:150.85-90円(8/1高値圏など)
第4レジスタンス:150.75-80円(7/3-9/16下げ幅の50%戻しなど)
第3レジスタンス:150.55-60円(ピボットS1など)
第2レジスタンス:150.50-55円(レート節目など)
第1レジスタンス:150.30-35円(前日高値圏など)
NY引け値:150.19円(+0.57円)
第1サポート:150.15-20円(90日移動平均線など)
第2サポート:150.00-05円(心理的節目など)
第3サポート:149.90-95円(前日24時台安値圏など)
第4サポート:149.85-90円(60分足20本基準線など)
第5サポート:149.60-65円(前日22時台安値圏&1σ上限ライン)
第6サポート:149.50-55円(75時間移動平均線&ピボットB1)
第7サポート:149.45-50円(前日21時台安値圏など)
経済指標
08:01 英10月ライトムーブ住宅価格
10:00 ハウザー豪中銀副総裁、懇話会参加
14:00 日9月マンション市場動向調査
14:00 日9月コンビニエンスストア売上高
15:00 独9月生産者物価指数
16:00 スイス9月マネーサプライ
16:00 シムカス・リトアニア中銀総裁、講演[ビルニュス]
17:00 台湾9月輸出受注
21:55 ローガン・ダラス連銀総裁、SIFMA[米国証券業金融市場協会]年次総会で講演
23:00 米9月景気先行指数
26:00 カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁、タウンホールイベントに参加