引き続き特に重要な指標はない。株価と金利に注目
2024.10.14
週末11日のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の上昇を眺めて円売り・ドル買いが優勢となり、円相場は1ドル=149円台前半に下落した。午後5時現在は149円17銭と、前日同時刻比53銭の円安・ドル高。
本日は引き続き株価と金利に注目。重要な指標はない。日本株は休場なので日本時間に大きな動きはなさそう。ただし、その分、米国時間には注意
テクニカル面では、10月10日夜の下落時に弱気転換目安とした148.50円を割り込んだため、11日朝時点では10日午後高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとして11日午後から15日夕にかけての間への下落と8日夕安値(147.346)試しを想定し、11日午後時点では149.25円超えから強気転換注意として10日午後高値試しとした。 12日未明に149.25円へ戻したため、10日深夜安値を割り込む場合は新たな弱気サイクル入りとするのを妥当とみて10日深夜安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとし、15日の日中から17日午後にかけての間への上昇と150.0円台前半試しを想定する。
前々回ボトム 10月08日(147.346)
前回ボトム 10月11日(148.357)
経過日数 1.25日
前々回トップ 10月07日(149.123)
前回トップ 10月10日(149.541)
経過日数 1.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:150.50-55円(2σ上限ライン&レート節目)
第6レジスタンス:150.00-05円(心理的節目など)
第5レジスタンス:149.80-85円(ピボットS2など)
第4レジスタンス:149.55-60円(10/10高値圏など)
第3レジスタンス:149.45-50円(ピボットS1など)
第2レジスタンス:149.35-40円(10/9高値圏&8/15高値圏)
第1レジスタンス:149.25-30円(前日高値圏など)
NY引け値:149.13円(+0.58円)
第1サポート:148.95-149.00円(前日2時台安値圏&75日移動平均線)
第2サポート:148.80-85円(75時間移動平均線など)
第3サポート:148.75-80円(前日21時台安値圏など)
第4サポート:148.65-70円(90時間移動平均線など)
第5サポート:148.60-65円(前日14時台安値圏&ピボットB1)
第6サポート:148.50-55円(レート節目など)
第7サポート:148.40-45円(前日安値圏など)
経済指標
15:00 英9月小売売上高
17:00 ユーロ圏8月経常収支
17:00 ECB[欧州中銀]専門家予測調査
17:30 香港9月失業率
17:30 伊8月経常収支
18:00 ユーロ圏8月建設支出
21:30 米9月住宅着工件数
21:30 米9月建設許可件数
23:00 カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁、パネル討論会で司会