米4-6月期GDP統計に注目
2024.07.25
24日のニューヨーク外国為替市場では、日銀の利上げ観測が高まる中、円買い・ドル売りが優勢となり、円相場は一時1ドル=153円11銭と5月上旬以来約2カ月半ぶりの高値を付けた。午後5時現在は153円90銭と、前日同時刻1円71銭の大幅な円高・ドル安。
本日は米4-6月期GDP統計に注目。円高圧力が止まらない。引き続き円高圧力に注意
テクニカル面では、7月18日午前安値をサイクルボトムとした強気サイクル入りとしていたが、22日午後に弱気転換目安とした156.85円を割り込んでから続落したために19日午後高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとして23日午前から25日午前にかけての間への下落を想定し、7月18日午前安値(155.366)割れからは154円台後半試しとした。 24日午後に154.30円台へ続落したため153円台中盤試しとするが、前回ボトムから4日半を経過したので155.50円超えからは強気サイクル入りとして24日夕から26日午後にかけての間への上昇と156円前後試しを想定する。
前々回ボトム 07月16日(157.150)
前回ボトム 07月18日(155.366)
経過日数 1.5日
前々回トップ 07月12日(159.441)
前回トップ 07月16日(158.850)
経過日数 2.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:158.50-55円(レート節目など)
第6レジスタンス:158.40-45円(7/15高値圏など)
第5レジスタンス:158.10-15円(1σ下限ラインなど)
第4レジスタンス:158.05-10円(ピボットS1など)
第3レジスタンス:158.00-05円(心理的節目など)
第2レジスタンス:157.45-50円(90時間移動平均線など)
第1レジスタンス:157.40-45円(前日高値圏&75時間移動平均線)
NY引け値:157.35円(+1.19円)
第1サポート:157.00-05円(心理的節目など)
第2サポート:156.85-90円(75日移動平均線など)
第3サポート:156.65-70円(60分足20本基準線など)
第4サポート:156.50-55円(レート節目など)
第5サポート:156.40-45円(2σ下限ラインなど)
第6サポート:156.15-20円(先行スパン&前日21時台安値圏)
第7サポート:156.05-10円(7/17安値圏など)
経済指標
08:50 日6月企業向けサービス価格指数
14:30 日6月全国百貨店売上高
15:45 仏7月INSEE企業景況感
15:45 仏7月生産アウトルック指数
16:00 トルコ7月景気動向指数
16:00 トルコ7月設備稼働率
17:00 独7月Ifo景気動向指数
17:00 ユーロ圏6月マネーサプライ
17:30 香港6月貿易収支
18:30 南ア6月生産者物価指数
19:00 英7月CBI企業動向調査
20:00 ナーゲル独連銀総裁、講演
21:30 米4-6月期GDP統計[速報]
21:30 米6月耐久財受注[速報]
21:30 米新規失業保険申請件数
22:00 ベルギー7月企業景況感
24:00 米カンザスシティ連銀7月製造業活動指数
26:00 米財務省7年債入札