米6月小売売上高に注目
2024.07.16
週明け15日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、米長期金利の上昇を背景にした円売り・ドル買いに、1ドル=158円近辺に下落した。午後5時現在は157円91銭と、前週末同時刻比15銭の円安・ドル高。
本日は米6月小売売上高に注目。為替介入で円高になったが、基本円安の流れに変わりはない。引き続きロングで良いだろう。むしろ買いやすくなったか。
テクニカル面では、7月11日未明高値をサイクルトップとした弱気サイクル入りとしたが、12日午前に強気転換目安とした159.30円を超えたために12日午後時点では11日夜安値を直近のサイクルボトムとして底割れからは新たな弱気サイクル入りとし、12日夜に11日夜安値を割り込んだために15日朝時点では12日午前高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとして16日夜から18日夜にかけての間への下落と156円前後試しを想定した。 15日夜に安値を更新してから戻したものの158円前後に留まっているのでまだ一段安余地ありとするが、158.60円超えからは強気転換注意として12日午前高値(159.441)試しとする。
前々回ボトム 07月08日(160.258)
前回ボトム 07月11日(157.414)
経過日数 1.25日
前々回トップ 07月11日(161.801)
前回トップ 07月12日(159.441)
経過日数 1.0日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:159.30-35円(前日16時台高値圏など)
第6レジスタンス:159.10-15円(前日21時台高値圏&ピボットS1)
第5レジスタンス:159.00-05円(心理的節目など)
第4レジスタンス:158.65-70円(1σ下限ラインなど)
第3レジスタンス:158.60-65円(60分足20本基準線など)
第2レジスタンス:158.50-55円(基準線&レート節目)
第1レジスタンス:158.05-10円(前日24時台高値圏など)
NY引け値:157.89円(-0.88円)
第1サポート:157.75-80円(前日8時台安値圏&週足転換線)
第2サポート:157.50-55円(レート節目&6/18安値圏)
第3サポート:157.35-40円(前日安値圏など)
第4サポート:157.30-35円(2σ下限ラインなど)
第5サポート:157.15-20円(6/17安値圏&遅行スパン支持)
第6サポート:157.00-05円(心理的節目&ピボットB1)
第7サポート:156.80-85円(6/14安値圏など)
経済指標
08:50 日銀金融政策決定会合議事録[2014年1-6月開催分]
13:30 日5月第三次産業活動指数
15:45 仏5月経常収支
17:00 伊6月調和消費者物価指数[確報]
17:00 ECB銀行貸し出し調査
18:00 ユーロ圏5月貿易収支
18:00 ユーロ圏7月ZEW景況感指数
18:00 独7月ZEW景況感指数
18:00 伊5月貿易収支
18:00 イギリス20年債入札
18:30 ドイツ5年債入札
21:15 加6月住宅着工件数
21:30 加6月消費者物価指数
21:30 米6月小売売上高
21:30 米6月輸出入物価指数
21:55 米レッドブック週間小売売上高
23:00 米5月企業在庫
23:00 米7月NAHB住宅市場指数
27:45 クーグラーFRB理事、NABE[全米企業エコノミスト協会]会議で閉会の辞