米CPIに注目(21時30分)
2024.07.11
10日のニューヨーク外国為替市場では、米株高を背景にリスク選好のドル買い・円売りが強まり、円相場は1ドル=161円台後半に下落した。午後5時現在は161円73銭と、前日同時刻比37銭の円安・ドル高。円は対ユーロでも下落、一時175円15銭を付け、史上最安値を更新した。
本日は米CPIに注目。円高の材料が乏しいのは変わりない。長期ロングの戦略に変わりはない、ショートは短期で。ショートの損切りは非常に重要。
テクニカル面では、7月5日深夜高値をサイクルトップとした弱気サイクル入りとしていたが、8日午前安値からの反騰を続けて8日夕高値を上抜いたために9日午後時点では8日午前安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとし、トップ形成期を9日午前から11日朝にかけての間として9日午前高値(161.127)超えからは161円台中盤試しとした。 10日朝時点では上値目途を8日夜高値(161.951)試しへ引き上げた。
前々回ボトム 06月28日(160.262)
前回ボトム 07月04日(160.945)
経過日数 0.75日
前々回トップ 07月03日(161.951)
前回トップ 07月05日(161.392)
経過日数 0.5日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:161.95-162.00円(ピボットS2など)
第6レジスタンス:161.90-95円(7/3高値圏など)
第5レジスタンス:161.70-75円(7/1高値圏など)
第4レジスタンス:161.65-70円(7/4高値圏など)
第3レジスタンス:161.60-65円(ピボットS1など)
第2レジスタンス:161.50-55円(前日高値圏&レート節目)
第1レジスタンス:161.40-45円(1σ上限ラインなど)
NY引け値:161.31円(+0.52円)
第1サポート:161.20-25円(前日2時台安値圏など)
第2サポート:161.10-15円(200時間移動平均線&転換線)
第3サポート:160.95-161.00円(90時間移動平均線など)
第4サポート:160.90-95円(75時間移動平均線など)
第5サポート:160.85-90円(前日23時台安値圏&ピボットB1)
第6サポート:160.70-75円(前日安値圏など)
第7サポート:160.45-50円(7/8/23時台安値圏など)
経済指標
07:45 NZ6月食品価格指数
08:01 英6月RICS住宅価格指数
08:50 日5月機械受注統計
10:00 豪7月消費者インフレ期待
15:00 独6月消費者物価指数[確報]
15:00 英5月鉱工業生産
15:00 英5月製造業生産
15:00 英5月商品貿易収支
15:00 英5月建設支出
15:00 英5月サービス業指数
15:45 仏5月経常収支
16:00 マレーシア中銀、政策金利発表
20:00 南ア5月製造業生産
21:30 米6月消費者物価指数
21:30 米新規失業保険申請件数
24:30 ボスティック・アトランタ連銀総裁、講演
26:00 ムサレム・セントルイス連銀総裁、経済に関する、質疑応答に参加
26:00 米財務省30年債入札
27:00 米6月財政収支