米新規失業保険申請件数に注目
2024.07.03
2日のニューヨーク外国為替市場では、パウエル米連邦準備制度理事会議長の発言や、堅調な米雇用情勢を示唆する経済指標など強弱の材料が対立する中、円相場は1ドル=161円台半ばとなった。午後5時現在は161円53銭と、前日同時刻比01銭の円高・ドル安。
本日は失業保険件数に注目。160円を一気に上抜け161円到達。162円も突破するか。為替介入には注意だが可能性は低い。ロングでよいか。
テクニカル面では、6月25日午前安値をサイクルボトムとして27日午前から7月1日午前にかけての間への上昇を想定してきたが、28日夜に弱気転換目安とした27日夜安値を割り込んでから1日午前に28日午前高値に迫っったために、1日午後時点では28日夜安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして7月3日午前から5日午前にかけての間への上昇と161円台後半への上昇を想定し、2日朝時点では162円台前半への上昇余地ありとした。
前々回ボトム 06月19日(157.610)
前回ボトム 06月25日(159.191)
経過日数 3.25日
前々回トップ 06月18日(158.222)
前回トップ 06月24日(159.922)
経過日数 4.5日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:161.45-50円(ピボットHBOPなど)
第6レジスタンス:161.40-45円(2σ上限ラインなど)
第5レジスタンス:161.15-20円(ピボットS2など)
第4レジスタンス:161.00-05円(心理的節目など)
第3レジスタンス:160.90-95円(ピボットS1など)
第2レジスタンス:160.85-90円(6/26高値圏など)
第1レジスタンス:160.80-85円(前日高値圏など)
NY引け値:160.72円(-0.06円)
第1サポート:160.55-60円(60分足20本基準線など)
第2サポート:160.50-55円(レート節目など)
第3サポート:160.35-40円(ピボットB1など)
第4サポート:160.25-30円(前日安値圏など)
第5サポート:160.05-10円(75時間移動平均線&ピボットB2)
第6サポート:160.00-05円(6/26/22時台安値圏&90時間移動平均線)
第7サポート:159.85-90円(ピボットLBOPなど)
経済指標
08:00 豪6月非製造業PMI
10:00 NZ6月ANZ商品価格指数
10:30 豪5月小売売上高
10:30 豪5月住宅建設許可件数
10:45 中国6月財新メディア非製造業PMI
15:45 仏5月財政収支
16:00 トルコ6月消費者物価指数
16:00 トルコ6月生産者物価指数
16:15 南ア6月スタンダード銀行PMI
16:45 伊6月非製造業PMI
16:50 仏6月非製造業PMI[確報]
16:55 独6月非製造業PMI[確報]
17:00 ユーロ圏6月非製造業/総合PMI[確報]
17:00 デギンドスECB副総裁、パネル討論会に参加
17:30 英6月非製造業PMI[確報]
18:00 ユーロ圏5月生産者物価指数
18:00 チポローネECB理事、パネル討論会に参加
18:30 ドイツ10年債入札
19:30 レーンECB理事、パネル討論会に参加
20:00 米MBA住宅ローン申請指数
20:00 ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁、ECBフォーラムのパネル討論会に参加
20:30 米6月チャレンジャーレイオフ調査
21:15 米6月ADP雇用統計
21:30 加5月国際商品貿易
21:30 米5月貿易収支
21:30 米新規失業保険申請件数
22:30 クノット・オランダ中銀総裁とクガニャゴ南ア中銀総裁、講演[シントラ]
22:45 米6月非製造業/総合PMI[確報]
23:00 米5月製造業受注指数
23:00 米5月耐久財受注[確報]
23:00 米6月ISM非製造業総合指数
23:15 ラガルドECB総裁、ECBフォーラムで閉会の辞[シントラ]
23:30 EIA週間石油在庫統計
27:00 FOMC[米連邦公開市場委員会]議事録公表[6月12-13日分]