為替介入の可能性に注意
2024.04.29
週末26日のニューヨーク外国為替市場では、日米金利差の拡大長期化観測を背景に円売り・ドル買いが加速し、円相場は1ドル=158円台前半に急落した。一時同44銭を付け、1990年5月以来34年ぶりの安値を更新。午後5時現在は158円42銭と、前日同時刻比2円73銭の円安・ドル高。
本日は為替介入の可能性に注意。一気の円安。政府当局の動きに注意。介入なければ一気の160円も
テクニカル面では4月19日午前安値をサイクルボトムとして20日早朝から24日未明にかけての間への上昇と155円台中盤試しを想定してきたが、24日夜に155円を超えて前回サイクルトップから5日以上を経過したため、25日朝時点では24日未明安値を直近のサイクルボトムとした新たな強気サイクル入りとして26日夜から30日夜にかけての間への上昇と156円前後試しを想定し、26日午後時点で157円前後試しとした。27日早朝への急伸で158円を超えたため上値目途を160円試しへ引き上げる
前々回ボトム 04月19日(153.588)
前回ボトム 04月24日(154.550)
経過日数 3.25日
前々回トップ 04月17日(154.785)
前回トップ 04月23日(154.873)
経過日数 3.25日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:160.70-75円(ピボットS2など)
第6レジスタンス:160.50-55円(レート節目など)
第5レジスタンス:160.00-05円(心理的節目など)
第4レジスタンス:159.50-55円(レート節目&ピボットS1)
第3レジスタンス:159.00-05円(心理的節目&3σ上限ライン)
第2レジスタンス:158.50-55円(レート節目など)
第1レジスタンス:158.40-45円(前日高値圏など)
NY引け値:158.33円(+2.70円)
第1サポート:158.00-05円(心理的節目など)
第2サポート:157.55-60円(前日2時台安値圏など)
第3サポート:157.20-25円(2σ上限ラインなど)
第4サポート:157.00-05円(心理的節目など)
第5サポート:156.85-90円(60分足20本基準線など)
第6サポート:156.60-65円(前日21時台安値圏など)
第7サポート:156.50-55円(レート節目など)
経済指標
16:00 トルコ4月経済信頼感
18:00 ユーロ圏4月消費者信頼感[確報]
18:00 ユーロ圏4月鉱工業信頼感
18:00 ユーロ圏4月経済信頼感
18:00 ユーロ圏4月サービス業信頼感
21:00 独4月消費者物価指数[速報]
23:30 米4月ダラス連銀製造業活動指数