パウエルFRB議長、下院金融委員会で証言に注目
2024.03.06
5日午前のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の低下を背景に円買い・ドル売りが優勢となり、円相場は1ドル=150円台前半に上昇している。午前9時現在は150円15銭と、前日午後5時比43銭の円高・ドル安。
本日はパウエル議長の発言に注目。円安傾向に変わりはないが、膠着状態が進んでいるので円高攻勢に注意。ポジション管理に注意を
テクニカル面では3月1日1日午前に2月29日夜高値を超えて150.50円に迫ったため、1日未明安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして4日深夜から7日未明にかけての間への上昇と151円試しを想定した。4日午前に149.80円台へ下げてから持ち直して5日の日中も150円台中盤を維持しているのでまだ上昇余地ありとするが、前回サイクルトップから3日半を経過しているので150.10円割れからは弱気サイクル入りとして5日深夜から8日未明にかけての間への下落と149円台中盤試しを想定。
前々回ボトム 02月27日(150.065)
前回ボトム 03月01日(149.202)
経過日数 0.75日
前々回トップ 02月27日(150.832)
前回トップ 02月29日(150.845)
経過日数 1.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:150.80-85円(2/26高値圏など)
第6レジスタンス:150.70-75円(2/28/3時台高値圏&2/27高値圏)
第5レジスタンス:150.65-70円(前日高値圏&ピボットS1)
第4レジスタンス:150.50-55円(レート節目など)
第3レジスタンス:150.30-35円(200時間移動平均線など)
第2レジスタンス:150.10-15円(前日22時台高値圏など)
第1レジスタンス:150.00-05円(転換線&前日2時台高値圏)
NY引け値:149.95円(-0.72円)
第1サポート:149.85-90円(20日基準線&前日3時台安値圏)
第2サポート:149.60-65円(前日17時台安値圏など)
第3サポート:149.50-55円(2/15安値圏&レート節目)
第4サポート:149.25-30円(2/13安値圏など)
第5サポート:149.20-25円(前日安値圏&ピボットB1)
第6サポート:149.00-05円(1σ下限ライン&2/9安値圏)
第7サポート:148.90-95円(2/12安値圏など)
経済指標
09:30 豪10-12月期GDP統計
16:00 独1月貿易収支
17:30 独2月建設業PMI
18:30 英2月建設業PMI
19:00 南ア1-3月期BER企業信頼感指数
19:00 ユーロ圏1月小売売上高
21:00 米MBA住宅ローン申請指数
22:15 米2月ADP雇用統計
22:30 加10-12月期労働生産率
23:45 カナダ中銀、政策金利発表
24:00 パウエルFRB議長、下院金融委員会で証言
24:00 加2月Ivey購買部協会指数
24:00 米1月卸売在庫[確報]
24:00 米1月卸売売上高
24:00 米1月雇用動態調査[JOLT]
24:30 EIA週間石油在庫統計
24:30 カナダ中銀、記者会見
26:00 デーリー・サンフランシスコ連銀総裁、基調講演
28:00 米地区連銀経済報告[ベージュブック]