米新規失業保険申請件数に注目。151円突入も近い。
2024.02.29
28日のニューヨーク外国為替市場では、米インフレの高止まりを示唆する経済指標を背景に円売り・ドル買いが優勢となり、円相場は1ドル=150円台後半に小幅下落した。午後5時現在は150円74銭と、前日同時刻比20銭の円安・ドル高。
本日は米新規失業保険申請件数。引き続き151円突破を目指す。引き続きロングポジションが有利か
テクニカル面では27日夜への下落で26日午前安値を割り込んだものの150円割れを回避して28日早朝へ戻したため、28日朝時点では27日未明高値を超えないうちは27日未明高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとし、27日未明高値超えからは27日夜安値をボトムとした強気サイクル入りとした。 28日午後へ反騰を続けているため、27日夜安値を割り込む場合は新たな弱気サイクル入りとするのを妥当とみて27日夜安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして3月1日未明から5日未明にかけての間への上昇と151円台前半試しを想定する。
前々回ボトム 02月15日(149.497)
前回ボトム 02月21日(149.682)
経過日数 2.75日
前々回トップ 02月14日(150.883)
前回トップ 02月16日(150.641)
経過日数 4.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:151.40-45円(2023年11/16高値圏など)
第6レジスタンス:151.05-10円(2023年11/8高値圏&ピボットS2)
第5レジスタンス:151.00-05円(心理的節目など)
第4レジスタンス:150.85-90円(2/13高値圏など)
第3レジスタンス:150.75-80円(2/14高値圏&ピボットS1)
第2レジスタンス:150.65-70円(前日高値圏など)
第1レジスタンス:150.60-65円(2/16高値圏&前日23時台高値圏)
NY引け値:150.51円(+0.23円)
第1サポート:150.45-50円(前日3時台安値圏など)
第2サポート:150.40-45円(1σ上限ラインなど)
第3サポート:150.15-20円(200時間移動平均線など)
第4サポート:150.10-15円(2/22/4時台安値圏&ピボットB1)
第5サポート:150.05-10円(転換線など)
第6サポート:150.00-05円(前日安値圏&心理的節目)
第7サポート:149.90-95円(2/21/21時台安値圏など)
経済指標
08:50 日1月商業販売統計
08:50 日1月鉱工業生産[速報]
09:00 NZ2月ANZ企業景況感
09:30 豪1月小売売上高
09:30 豪10-12月期民間設備投資
09:30 豪1月民間部門信用
10:30 高田日銀審議委員、滋賀県金融経済懇談会で講演
11:00 シンガポール1月マネーサプライ
14:00 日1月新設住宅着工戸数
14:00 日1月建設工事受注額
14:00 高田日銀審議委員、記者会見[滋賀]
15:00 南ア1月マネーサプライ
15:00 南ア1月民間部門信用
15:30 仏10-12月期雇用者数[確報]
16:00 独1月小売売上高
16:00 トルコ10-12月期GDP統計
16:45 仏10-12月期GDP統計[確報]
16:45 仏2月消費者物価指数[速報]
16:45 仏1月消費者支出
16:45 仏1月生産者物価指数
17:00 台湾10-12月期GDP統計[確報]
17:00 台湾1月失業率
17:00 台湾1月鉱工業生産
17:00 スイス10-12月期GDP統計
17:00 スイス2月KOF先行指数
17:55 独2月雇用統計
18:00 伊12月工業売上高
18:30 英1月消費者信用残高
18:30 英1月住宅証券融資残高
18:30 英1月住宅ローン承認件数
18:30 英1月マネーサプライ
18:30 南ア1月生産者物価指数
21:00 インド10-12月期GDP統計
21:00 南ア1月貿易収支
21:00 南ア1月財政収支
22:00 独2月消費者物価指数[速報]
22:30 加12月及び10-12月期GDP統計
22:30 米1月個人所得/個人支出
22:30 米1月PCEデフレーター
22:30 米新規失業保険申請件数
23:45 米2月シカゴ購買部協会景気指数
24:00 米1月中古住宅販売成約指数
24:50 ボスティック・アトランタ連銀総裁、座談会に参加
25:00 米カンザスシティ連銀2月製造業活動指数
25:00 グールズビー・シカゴ連銀総裁、バーチャル形式のイベントに参加
27:15 メスター・クリーブランド連銀総裁、講演