円安基調の復活か
2024.01.12
11日午前のニューヨーク外国為替市場では、米消費者物価指数が市場予想を上回る伸びとなったことを受け、米早期利下げ観測が後退する中を円売り・ドル買いが加速、円相場は一時1ドル=146円35銭と昨年12月中旬以来約1カ月ぶりに146円台に下落した。午前9時現在は146円20銭と、前日午後5時比48銭の円安・ドル高。
本日は特に重要な指標はなし。円安基調に戻りそうな状況
テクニカル面では 9日午後時点では前回ボトムから3日を経過したので144.30円超えを強気転換注意としたが、10日早朝への上昇で144.30円を超えてきたため、9日午前安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして10日夜から12日夜にかけての間への上昇と1月5日夜高値(145.965)試しを想定する。
前々回ボトム 12月29日(140.245)
前回ボトム 01月04日(142.844)
経過日数 1.75日
前々回トップ 01月04日(143.728)
前回トップ 01月05日(145.965)
経過日数 0.25日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:145.50-55円(レート節目など)
第6レジスタンス:145.35-40円(前日15時台高値圏など)
第5レジスタンス:145.20-25円(12/8高値圏など)
第4レジスタンス:145.00-05円(心理的節目など)
第3レジスタンス:144.95-145.00円(12/19高値圏など)
第2レジスタンス:144.90-95円(60分足20本基準線など)
第1レジスタンス:144.85-90円(前日3時台安値圏&1/4高値圏)
NY引け値:144.62円(+0.02円)
第1サポート:144.45-50円(1/5/1時台安値圏&1σ上限ライン)
第2サポート:144.35-40円(基準線など)
第3サポート:144.05-10円(1/4/21時台安値圏など)
第4サポート:144.00-05円(心理的節目など)
第5サポート:143.80-85円(前日安値圏など)
第6サポート:143.75-80円(75時間移動平均線など)
第7サポート:143.60-65円(ピボットB1など)
経済指標
16:45 仏12月消費者物価指数[確報]
16:45 仏11月消費者支出
21:00 インド12月消費者物価指数
21:00 インド11月鉱工業生産
21:30 レーンECB理事、講演
22:30 米12月生産者物価指数
24:00 カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁、経済会議で講演