151円もあるかも
2023.10.27
26日のニューヨーク外国為替市場では、注目の米国内総生産(GDP)統計への反応も限定的となり、円相場は1ドル=150円台前半で小動きに推移した。午後5時現在は150円37銭と、前日同時刻比20銭の円安・ドル高。米利上げ長期化観測を背景に海外市場で優勢になった円売り・ドル買いの流れを引き継ぎ、ニューヨーク市場は150円42銭で取引を開始した。
本日は特に重要な経済指標はない。一気に151円もありそう。日米金利差にようやく注目が集まってきた。
テクニカル面では10月20日夕高値をサイクルトップとした弱気サイクル入りとし、24日午後時点では149.80円超えから強気サイクル入りとしていたが、24日夕刻に149.30円台へ急落してから149.90円台へ反騰したため、25日朝時点では24日夕安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして25日午後から27日夕にかけての間への上昇と150.0円台前半試しを想定した。26日朝時点では150.0円台中盤への上昇余地ありとしたが、26日午後に150.70円台へ急伸した後に150円をいったん割り込んでから戻す波乱が発生している。
前々回ボトム 10月10日(148.163)
前回ボトム 10月17日(148.804)
経過日数 2.75日
前々回トップ 10月10日(149.400)
前回トップ 10月13日(149.825)
経過日数 5.25日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:150.25-30円(2022年10/20高値圏など)
第6レジスタンス:150.20-25円(2σ上限ライン&ピボットHBOP)
第5レジスタンス:150.15-20円(10/3高値圏など)
第4レジスタンス:150.10-15円(ピボットS2など)
第3レジスタンス:149.95-150.00円(前日高値圏など)
第2レジスタンス:149.90-95円(10/18高値圏&ピボットS1)
第1レジスタンス:149.85-90円(前日3時台高値圏など)
NY引け値:149.92円(0.08円)
第1サポート:149.75-80円(1σ上限ラインなど)
第2サポート:149.65-70円(前日安値圏など)
第3サポート:149.60-65円(ピボットB1など)
第4サポート:149.50-55円(レート節目&ピボットB2)
第5サポート:149.45-50円(10/18安値圏など)
第6サポート:149.35-40円(10/16安値圏&200時間移動平均線)
第7サポート:149.30-35円(20日基準線など)
経済指標
06:00 チリ中銀、政策金利発表
06:00 NZ10月ANZ消費者信頼感
08:30 東京区部10月消費者物価指数
09:30 豪7-9月期生産者物価指数
10:30 中国9月工業利益
15:45 仏10月INSEE[仏国立統計経済研究所]消費者信頼感指数
17:00 伊10月消費者信頼感指数
17:00 伊10月企業景況感指数
17:00 ECB専門家予測調査
19:00 伊8月工業売上高
19:30 ロシア中銀、政策金利発表
21:30 米9月個人所得/個人支出
21:30 米9月PCEデフレーター
22:00 バーFRB副議長、FRBの会議で開会の挨拶
23:00 米10月ミシガン大学消費者信頼感指数[確報]